【留学は就活が遅れる?】大学四年で留学行ってきたけど就活無事終わったのでやったことをまとめるぞ【有利?不利?】

 

 

こんにちは!あみくずです。

 

 

長らくブログ更新していませんでしたが、実は7月の頭にドイツから帰国してから、
大学での手続きや就活で忙しく、全然近状報告をできていませんでした。

 

 

ありがたいことに、帰国後二週間ほどで行きたかった企業から内定を頂くことが出来ました!

 

 

2020年の4月から新社会人になるのか…感慨深いですね。
結構長く「モラトリアムを全力で謳歌する大学生のブログ」としてやってきましたが、
もう大学生じゃなくなるのでタイトル変えなきゃいけませんね笑

 

 

それはともかく、ドイツ留学から帰ってきたとはいえ、大学四年生からの留学でやはり絡んでくるのが就活の2文字…留学気になっている人の中でも、就活が不安でどうしようかなと迷ってる人も多いと思います。

 

私は後先何も考えないで留学に出てしまいましたが、とりあえずなんとかなったので
これから留学を考えている四年生・三年生の皆さんには、この体験が何かしら参考になってくれるといいなと思います。

 

 

 

大学四年で留学に行くまで 〜私の場合〜

 

 

私は大学の交換留学制度を利用して留学をしましたが、大学四年で留学をすると必然的に一年遅らせることになり、帰国後も5年生として卒業までの半期を過ごすことになりますが、私の大学は魔の五年生の分の学費は免除されたので授業料という面では安心して(?)一年遅らせることが出来ました。

まず四年生で留学する方は大学で授業料がかかるかどうか調べておきましょう

 

そして留学先もポイントになってきます。

 

というのも、同じヨーロッパでも国によってセメスターが終わる期間が違く、私が留学したドイツであれば帰国が7月、友達はフランスやイタリヤ、イギリスに留学してましたが、国によって帰国が5月や6月と数ヶ月早めに戻ってきた生徒も多かったからです。

 

その中でもドイツの7月帰国はかなーり遅い方で、周りからも「就活間に合わないんじゃない?」と言われてましたが、なんとかなりました!!!!

 

 

 

 

留学中にできる就活① キャリアフォーラムに参加する

 

 

留学生の就活といえばまずこの鉄板の現地のキャリアフォーラムに参加する事。

 

一番有名なのはやはりボストンキャリアフォーラムじゃないでしょうか?

 

 

通称「ボスキャリ」と呼ばれ、アメリカのボストンで三日間行われるいわば合同説明会です。

もちろん、事前のES提出なども必要ですが、この三日間で説明会、面接、内定まで出ることが可能な為、
留学中でありながら早くに内定が獲得できてしまう、留学生に人気のイベントです。

 

ボストンはアメリカ留学中の人向けですが、ヨーロッパに留学していた私の同級生もこぞって参加していました。

 

ヨーロッパでも同じくロンドンキャリアフォーラムが毎年四月に開催されています。

 

 

ボスキャリより規模は小さいですが、ヨーロッパ留学している方はアクセスも良いので参加してみるのもいいんじゃないでしょうか?

 

 

 

と、まあ留学生向けのキャリアフォーラムを紹介させていただきましたが、

 

私はこれ…実は一個も参加してないです…

 

というのも、留学先のドイツからボスキャリに参加するお金がなかったのとあまり興味がなかったので…

ぶっちゃけると、周りのヨーロッパ留学してた子はほとんどボスキャリに参加してましたが、そこで内定をもらった企業に行った人はほとんどいませんでした。つまり留学中に内定を一つでももらって保険を作っておく点と、留学中であってもESや面接をこなして練習したいからって点でボスキャリ参加してる子が多かったです

 

すごく行きたい企業があればボスキャリもありだと思います。あと内定とりあえずもらっていたいとか

 

 

じゃあ逆にヨーロッパで行われたロンドンキャリアフォーラムに参加したかどうかというと、

 

 

モロッコ旅行に被ってたので行きませんでした

 

就活生がモロッコのネカフェでWebテストを受けた話

 

現地で就活生ぶってましたが撃沈した話が上の記事で読めます。どうぞ〜

 

 

 

というわけで、キャリアフォーラムに一切参加していない&7月に帰国というギリギリ就活系留学生だったわけですが、こんな状態からでも就活を終わらせられたので皆さんに希望を与えられるんじゃないかなと思います。

 

 

では具体的に何をしたかというと

 

 

 

留学中はまず自己分析・企業研究を徹底的にしよう

 

え?結局それかよと言われそうですが、就活を終えた今、まーじでやっておいてよかったのがこれ。

まず自分が何をやりたいのか、何に適性があるのか、どんな業界がいいのか、休みがちゃんと取れるのか、ぜーんぶ希望やこれだけはやりたくないものを明確にしておくと、今後の企業選びやES作成がグッと楽になります。

 

 

職種や業界を絞らないと、とりあえず応募してその都度対策に工数がかかる上に、面接でも薄っぺらいことしか言えなくなるので、なぜそれをしたいのか?なぜそれでなければならないのか理由をちゃんと言えるくらい突き詰めて行きましょう。

 

4月の段階でちょっと焦っていた自分がいたのですが、むしろ留学中に就活ばかり考えて留学を十分に楽しまないより、むしろ留学を全力で楽しんで、その経験で勝負しようという気概で挑みました。

 

面接でよく聞かれるのが「なぜ留学をしたのか?」ですが、ここで留学で得た原体験をその業界や職種を選んだ根拠として提示するのに役立つため、就活で焦って留学を無駄にするよりは、全力で留学を楽しんで、その体験を武器に就活に挑むと考えた方がいいと思います。

 

簡単にできる適性診断ではリクナビ診断やマイナビの自己分析ツールなど無料でできるテストがあるのでそれを利用してみるのもありかもしれません。

 

 

また、企業研究については鉄板のリクナビ・マイナビの他(個人的にリクナビの方が使いやすかったのでリクナビメインで使ってました)私の場合だと海外シェアが高いメーカー中心に探していたので、国別の資料などから現地に進出している日本企業を片っ端から検索かけたりもしてました。

 

 

 

採用担当者にコンタクト取りまくろう

 

日本で就活をやると流れとしては

 

エントリー→ES提出→説明会→選考(n回)→内定

 

が一般的ではありますが、海外にいるとそもそも日本にいないのでES提出はできても説明会や選考に帰国するまでは参加ができません。

 

が、諦めるのはまだ早いッ

 

リクナビとかで採用担当者の連絡先が載っていたりするので、留学中で選考に参加できない旨を伝えた上で調整をしていただけないかメールを送りまくっていました。

 

採用担当者に直接メールを送ることで、他の就活生との差別化プラス、留学中であってもその企業への熱意が伝えられるので、留学で選考が間に合わなくても、交渉してみる価値は大いにあります。

 

メールの文面だと、こんな感じで送ってました。

〜株式会社
人事部採用担当者様はじめまして。突然のメール失礼致します。私、現在就職活動をしております、〜大学〜学部のあみくずと申します。リクナビで貴社を拝見し、貴社での(興味のある職種)に携わる仕事に興味を持ち、是非新卒採用事務系総合職にエントリーしたいと思い、今回新卒採用についてご相談させていただきたく連絡させていただきました。私は現在、ドイツの〜大学で10ヶ月間交換留学をしており、帰国が〜月〜日になってしまい、会社説明会やその他の選考に参加が難しい状態です。そこで質問なのですが、- 会社説明会の資料などはPDF等で送っていただくことは可能でしょうか?
– 7月に帰国にはなってしまいますが、何らかの形で選考調節していただくことは可能でしょうか?以上、新卒採用も本格的に始まり、担当者様もお忙しい中恐縮ではありますが、お答えいただければ大変嬉しく存じます。

 

 

もちろん、同じ文面じゃなく自分の状況や、その会社への熱意を表した文章を加えた上で参考にしてください。

留学は不利だと思われがちですが、意外にも採用担当の方に相談してみると、選考時期をずらしたり、留学を考慮した選考方法を取っていただけたりしました。

 

もちろんその中でも断られたり、メール自体を無視されることもありますが、そんな時はただ単に縁がなかっただとか「メールを無視するような企業をフィルタリングできたわ〜」とポジティブに捉えることをお勧めします。

 

ぶっちゃけ、こういうメールを送って親身に対応してくれるところっていいひとが多そうじゃないですか!人事は企業の顔って言いますしおすし

 

 

4月らへんの選考が始まる辺りで採用担当者にコンタクトを取っておいて、根回ししておくことがお勧めです。今はWebテストもネットでできるし、ESもメールで送られる時代で便利ですね。

 

ここで採用担当者の方とコンタクトを取っておいて、スカイプ面接をしたり、帰国後の選考を調整してもらったりと、後々に有利に働きます。

 

 

 

 

番外編:就活用写真を自作する

 

出国前に全然就活の準備をしていなかったので、就活の写真も何も取らず留学へ来てしまいました。

 

 

なので、現地で暮らしていた家の白い壁を背景に、就活用に一応持って来ていたスーツを着て(下は写真に写らないのでもちろんパジャマです笑)自前のカメラの遠隔撮影機能で写真を撮りました。

 

取った写真を履歴書用サイズにするにはこちらのサイトを参考にし、ESから何から使い倒しました笑

 

どうせ40mm×30mmのサイズなので自作してもバレないだろうと思ってましたが、バレたところで就活用写真を自作したから落とす企業はこっちがフィルタリングするまd(以下略

 

 

 

海外在住を逆手にとって有利になろう!

 

通常の日本での就活選考には不利の多い留学中の就活ですが、逆に海外にいることを強みにして有利に進めていくことも可能です。

 

 

海外支社に企業訪問

 

ドイツを例に言えば、デュッセルドルフなどの都市は、日本からの企業がたくさんあり、駐在員などを筆頭に日本人が沢山住んでいることで有名です。

このように海外にある日本企業の支社を訪ねることができるのも留学している強みです!

私も留学中にデュッセルドルフにある支社に企業訪問させて頂き、その後も縁があり内定に繋がったことがありました。

 

留学先で日本人会に参加する

 

駐在員などが集まる場所にはコミュニティーができるもの。

後に知り合った駐在員の人から教えてもらったのが、現地にある「日本人会」の存在

 

例えば、私の留学先ブレーメンにほど近いハンブルグにも日本人会があり、学生の参加が可能。

参加している企業の会員をみると、大企業も多く、留学にいながらこのような形で現地の駐在員の方々と知り合えるのは就活にかなり役立つのではないでしょうか?

 

現にロシアに行った友達は、モスクワの日本人会でOBOGのつながりなどが強く、就活情報などを得ることができたと話していました。

自分の留学先にこのようなコミュニティーがあったら、参加してみるのもいかがでしょうか??

 

 

諦めないで!帰国後も留学生向けセミナーに参加しよう

 

帰国後も、留学生向けの合同説明会やセミナーは沢山あります。

 

マイナビ国際派就職EXPOは6月開催なので私は間に合わなかったので、参加していませんが、沢山の企業が参加していました。

 

 

帰国後参加した唯一のキャリアフォーラムはこちらの

経団連グローバルキャリアミーティング(毎年7月の上旬に開催)

 

行ってきた体験談としては、なかなか大企業が多く、かつその場で履歴書を渡して選考に進めたりもできるので、1日に何社も面接を受けて選考を進めることが可能で良かったです!

 

言わずもがな、こういった留学生向け説明会に出る企業は英語ができたりする点や国際的なスキルを評価してくれるので、選考も進みやすいと思います。

 

帰国後もこのような機会は沢山あるので、就活が遅れるといっても、巻き返すことは十分可能です!

 

 

留学中とりあえず利用してたその他のサービス

 

 

あんまり内定に繋がらなかったけど、とりあえず使ってたサービスも紹介します。

 

 

逆求人サイトOfferBox

 

「オファーボックス」の画像検索結果

 

OfferBoxは、画像や文章、動画などで、自分の体験や興味あるものを伝えることができます。また、自分の強みや弱みを客観的に分析できる精度の高い適性診断も無料で受検でき、自己PRの作成を支援してくれます。企業はそんなあなたのプロフィールを見て、1人ひとりにオファーを送ります。従来の自分からエントリーしにいく就職活動では出会えなかったはずの、本当の自分にマッチした企業に出会えるかもしれません! 

つまり自分のESを晒しているだけで興味を持った企業からオファーが届く新しい形のサイトなんですが、今が売り手市場だからか、オファー自体は沢山いただくことができました。

 

が、逆を裏返せばこう言うサイトを使っているところって人手が足りてないところな訳で、全部が全部じゃないんですけど「ちょっとやばそうだな…」ってところもちらほらありました。

 

なので、人手の足りてない所や入れ替わりが激しいんだろうな(つまり激務や辛いから人が抜けていく)って業界は、オファーボックスを利用するうちに留学中でありながらもうっすら目星をつけることができました。あっこことここの業界はオファーくれた企業がかなりの確率でやばそうだったからやめておこうってな具合で。

 

余談なんですが、企業説明の欄に顔文字入れちゃう所は高い確率でやばい気がします。

ド偏見ですが(アットホームな会社です(^O^)/とか地雷感がすごい)

 

でも興味のある業界からオファーが来たり、なくても話を聞いてみたいなと言う具合にオファーをいただいた所にサクッと面接を組めるので、いろんな企業を知りたい人にはオススメかもしれないです。

 

 

 

Linked In もふんわり利用してました。

 

「リンクドイん」の画像検索結果

 

外資とか、海外での仕事がしたい人とかは、リンクドインで求人が載っていることもあるので、チェックしてみるのもいいかもしれません。就活SNSのようなものなので、直接オファーがくることもあるかも?

 

といっても、すでに職歴やコネクションがあるビジネスマン前提のサービスなので、新卒だと使いこなすのは難しいかもしれません。転職するときや、ビジネス上で繋がりたい人を検索するのに便利です。

 

 

留学帰国後、就活を終えて

 

長々と書いてしまいましたが、留学と就活が重なってしまって悩んでいる学生の皆さんの助けに少しでも慣れたら幸いです。私も最初は焦りましたが、だんだん達観してきて、最後はどっしり構えることでうまい具合に面接を切り抜けることができました。

 

今の時代、国際的な会社は留学生向けに夏採用や、通年採用を行なっているところもありますし、第二新卒になったとしてもチャンスは十二分にあります。

 

就活で辛いのは選考に落ちたりすると精神的なダメージが大きいですが、むしろ選ばれなかったと感じるより、ただ単に合わなかったんだな、と考えた方が気が楽です。

私の場合、最悪就活ダメだったらワーホリでもいくか!と考えていたので、それで逆に気が軽くなりました。

 

 

最後に言えることとしては、就活のせいで留学を楽しめないのは元も子もないので、就活生という身分であっても、留学を目一杯楽しんでください!という点です。

留学で全力で取り組んだことは、後で絶対自分の成長にも繋がるし、絶対に留学行ってよかったってなりますので!

 

皆さんも頑張ってください、では!

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