【準備編】二泊三日弾丸ヒッチハイク女子旅野宿のススメ

ヒッチハイク+野宿のパワーワードが組み合わさった響が半端ない

 

最近旅ブログというよりもヒッチハイクのしすぎでヒッチハイクブログになりつつありますが、今月11月からアルバイトもインターンも一旦区切りをつけてやめて、無職状態で暇しているのもなんなので、11月の週末と月曜日の全休(大学の授業が一個もない日)計三日間を利用して、二週連続でヒッチハイク野宿をしてました。

 

第一週は同じ大学の一個下の友達(上の写真)と、第二週は一人で行ってきたので、準備編の後にその様子をブログに記していけたらなと思います。

第一週目 11/3-11/5 東京〜三重・伊勢神宮

第二週目 11/11-11/13 東京〜岐阜・飛騨高山

 

 

 

 

なぜヒッチハイクと野宿をするのか?

 

 

 

深夜バスで東京から大阪まで2000円程度でいけるこのご時世になぜヒッチハイク?と思う方もいらっしゃるかもしれません、そしてなぜ野宿?11月の野宿できる気温のギリギリで寒さに歯を食いしばりながら、そこまでしてなぜ自分を痛めつけるのかと。

 

しかし!ヒッチハイクと野宿その両方に十分にやる価値があると私は主張します。特に学生のうちには

 

 

ヒッチハイクをするメリット

 

 

  • 否が応でもコミュ力を上げられる

乗せていただいたドライバーさんの大半は、ヒッチハイカーと話したい方です。乗せていただいたのに車内で黙りこくってるのは失礼な上に相当気まずいので、喋りましょう!というより、全然知らない人と出会っていきなりする会話楽しいよ。

ヒッチハイクする車の数だけ色々な人と会話するので、話のタネも広がるし、何より初対面の人との会話に慣れている自分がいるはず。ヒッチハイクを終えた後コミュ力が上がっているのを自分でも実感できるはずだ!

 

 

  • 否が応でもメンタルが強くなる

一人、あるいは友達と二人で道に立ち、笑顔で目的地が記されたサインボードを掲げて立っているのも、長くなればそれはメンタルスポーツへと変貌する。度重なる拒絶と好奇の目に晒されながら拾ってくれる車を待つのはそれなりにメンタルが鍛えられるはず。ヒッチハイクとは、希望を待つ行為である。ヒッチハイクをやるうちに、どんなに辛い状況でも拾ってくれる人は必ず訪れるということを知ることができるだろう。同時に、通り過ぎる車を眺めながら、目的地にたどり着けるか一抹の不安を抱えた際に訪れる一種の虚無感、「自分は今何をやっているのか?」という疑問が頭を過ぎることも多々あるかもしれない。しかしながら、その境地を超えてこそ、「まあ、人生ってこんなものだよね」という諦めにも似た達観した姿勢を得ることができるのである。

 

 

  • 日本の地理に強くなる

ヒッチハイクをする場所を考える時間と地図(もといグーグルアプリ)を眺める時間はイコールといっても過言ではない。どこのインターで乗り込むか?国道何号線がどこどこの県へ向かうのか?ヒッチハイクする中で無駄に日本の高速道路やパーキングエリアに詳しくなっているはず。

ヒッチハイクする前は、おばあちゃん家に帰る際に使う東北道しか使ったことなかったので、今回中央、東名、関越等の高速道路を練り走ったのは新鮮でした。

 

 

  • 色々な人と出会える

大学生の交友範囲って、学校とか、サークルとかバイトとかある程度の範囲に限られてしまうと思うけど、ヒッチハイクって道で出会った全くの赤の他人が拾ってくれるわけだから、ほんっとうに色々な人がいる。カウンセラーやってる方とか、右翼団体の方とか、家族連れから海外の人まで。

そんなランダムに出会った人と隣、あるいは同じ空間で数時間語り合う状況って、普通に暮らしてたらなかなかない気がする。

 

 

  • 人に優しくなれる

ヒッチハイクをしてたくさんの人に助けてもらうことで、次回自分が運転していてヒッチハイカーを見つけたら助けてあげたいと思うようになったし、ヒッチハイカーを拾うってだけじゃなくて、何か別の形でも人の助けになるようなことをしたいって考えるようになりました。

 

 

あ、後、言わずもがなですがヒッチハイクで交通費が浮きます!

 

 

そして野宿で得られるもの

 

 

  • 屋根のある生活のありがたみ

 

いかに自分は幸せな生活を当たり前のように享受できていたのか思い知ります。特に寒い日に震えながら寝袋で寝た時…

毎日ぬくぬくベットの中で寝られるありがたみ

暖かい美味しいご飯

人の目を気にしなくて良い自分だけの空間

 

 

お父さんお母さんありがとう…ってなる。マジで…

だったらヒッチハイク野宿してないで親孝行しろよって言われそうなんですけど

 

 

  • 何かの一線を越えることができる

野宿をするというハードルを超えた今、自分の中で何かが吹っ切れた気がします。何だろう、社会の常識って結局欺瞞に満ちているのかもしれない、みたいな

 

 

  • 人に優しくなれる

ヒッチハイクと同様ですが、様々な境遇に自分の身を置くことによって、他人に対する共感?感受性?が養われる気がする

野宿する前はホームレスの人がいても、正直あまり気にかけてはいなかったのですが、野宿をした後は彼らに対して何かできることはないかと考えるようになりました。

 

 

  • 道中で泊まる宿の心配をしなくて済む

バッグの中に常に野宿セットがあるのは、ヒッチハイク中宿のなさそうな辺鄙なところで日が落ちたとしても「まあ最悪野宿できるしな」と常に打開策があるという安心感をもたらしてくれます。

でもこれは冬の場合は最悪凍死するので冬は計画をちゃんと立てるか野宿自体しないほうがいいかもしれない

 

  • 宿泊費が浮く(これが一番でかい)

日本国内の安いゲストハウスでも最低2000円はかかるのでこれが浮かせられるのは正直でかいです。

むしろ野宿する意味って宿泊費節約できる以外にあるんでしょうか

浮いたお金でエンゲル係数増やしましょう

 

 

 

 

 

ちょっと長くなってしまいましたが、まとめると自己の成長と、他者との遭遇と、後経済面での利点って感じなのかもしれない。ヒッチハイク野宿旅、寒い日は割と過酷なのでもう一つ長所をあげるとしたら家に帰って来た時の幸福感が何倍にもなる所かな。外で寝た後に自分のベッドで寝る気持ち良さがたまらない家って最高。(この話を友達にしたら変態って言われた)

 

 

 

さて!次に今回のヒッチハイク野宿女子旅の持ち物を紹介します

 

 

ヒッチハイク用持ち物

 

  • スケッチブック

 

ヒッチハイカーがよく目的地書いて持ってるやつ
かければいいので画用紙でもダンボールにマーカーで書いちゃってもどっちでも大丈夫です
後海外の研究によると色とかイラストとかを加えるとドライバーさんが親しみを感じやすくなって、拾ってもらえる可能性があるらしいよ
  • マーカー
  • ノートなどメモできるもの

 

なぜあみくずが十一月の二週連続でヒッチハイク野宿という暴挙に出たかというと、大学のゼミでヒッチハイクを研究テーマにレポートを書いているので、道中常にそれのメモを取っていました。

それ以外にも、乗せてくださったドライバーさんに着いた先でポストカードを送る約束をしていたので、連絡先をメモしたりだとか、旅での出費の記録とかを記すのに重宝しました。

 

  • 地図(Google Maps)

高速道路の入り口を探したり、サービスエリアの名前、はたまた到着地でのご飯屋さんを探す時など、グーグルマップは今じゃ必需品ですよね

日本だとネット使えるから地図アプリにも頼り放題いやっふー!今思えばヨーロッパでグーグルマップなしでヒッチハイクしてたのは手足をもがれた状態でクエストに出る勇者と同等だったのかもしれない。それくらい大事!!!!

 

あ、言わずもがな地図アプリを使うということはスマホも持ってこう(持ち物リストに入れるまでもない)

  • スマホの予備電源

グーグルマップを使うということは、スマホを使うということ。電源が落ちたら地図なしの状態になってしまうので、常に予備のバッテリーを準備しておこう。

地図使う人はいらないかもだけど、でもヒッチハイクじゃなくてもモバイルバッテリー必要な人ってたくさんいるよね

 

  • スマイル

ドライバーさんに拾ってもらうには、この人大丈夫そうだなって思ってもらえることがまず大事なのでガンガンスマイル飛ばしていきましょう!もちろん拾ってもらえた後もガンガン会話していこう

後止まってくれたドライバーさんが怪しかったり、自分で不穏な勘を少しでも感じたとしたらそこはいのちだいじにで断ろうな!

 

 

 

そして次に、野宿

 

野宿用持ち物

 

  • 寝袋

 

私が今回使用したのはイスカのこちらの寝袋

 

元々はモンベルのこの寝袋を購入しようと思っていた所、

新宿の好日山荘さんで話を聞いた所、割と前述したイスカの寝袋も同じスペックと重さで、かつ5000円キャッシュバックキャンペーンをしていたので、「あっそのお金で下に引くシート買えるやん( ^∀^)」とあっさりイスカの寝袋に決定。そんな山で寝泊まりしないし野宿用だからいいかなって。
ちなみに第一週で一緒にヒッチハイク野宿した友人はモンベルのこのタイプの寝袋を使ってた。ちょっと試し寝袋したら、イスカより気持ちダウンが柔らかくて伸縮性がある感じ。べ、別に悔しくないです
ちなみに好日山荘さんはこちら。店員のイケメンお兄さんがめっちゃ詳しく教えてくれたぜ



  • 寝袋の下に敷くシート

 

先ほどの寝袋を買った際にもらった5000円キャッシュバッククーポンで購入したシート。

空気を入れて膨らますタイプだから、マットと違ってかさばらないし、持ち運びも楽チン。

私は身長ちっちゃい上に丸まって寝る派だから、下の180cmのマットじゃなくて、それより小さい120cmのにしました。割と足がはみ出て硬くて寒いけど尾骨さえ痛くなければオッケーな方なので。参考にしてください

寝袋とシートを購入して並べてみたらこんな感じ
テンション上がってその日は寝袋で寝たよね。自分のベッドがすぐ隣にあるくせしてね
寝心地はまあ…ベッドに比べると硬いけど
  • テント(あれば)

 

私はテント持ってないんですけど、今回の同行者の子が持っていたテントと、野宿のプロが教える一人用テントを紹介しようと思います。

第二週目のヒッチハイク野宿は一人だったから、テントがなかったんだけど、あれば便利だっただろうなって思う。近くに道の駅があったから寝れたけど、テントなかったらねれなかったな多分

今回第一週のヒッチハイク野宿に同行してくれた子が持っていたのがこのテント。二人用だからちょっとでかいけど、組み立てるのはすごく簡単だった。ヒッチハイク野宿、あるいは友達、恋人、二人で野宿するならオススメはこのテント!(キャンプも可)

 

 

ちなみに1泊目はこんな感じでした
 テントカバー無しの状態
怪しすぎるwwwwwwwwwwww
三重県のどこかの公園です。
めっちゃ朝早く起きて退散しました。
野宿で一夜過ごした後、朝銭湯に行ったんだけどサイコーすぎる

ヨーロッパを旅している時に出会った、同い年の男の子は、このモンベルのムーンライトテントを持って世界を野宿して渡り歩いてた。一人ならこれがオススメらしい。

私もいづれ買うとしたらこれ買うと思う

 

 

 

あとはまあ

  • 日数分の着替え
  • 洗面用具

銭湯があれば朝にお風呂に入るようにしているので、お風呂セットは持って行ってます。

あとメイク道具ですかね、一応野宿生活してても女子はまだ捨ててない

 

  • お金とクレカ

都市以外だと以外とクレカが使えないところもあるので、キャッシュカードもあれば。現金は必須です

こんな所ですかね。

 

 

 

持ち物を並べてみるとこんな感じ

 

(手前のは非常食のほしいも)

 

 

 

 

あとは色々なサイトでヒッチハイクと野宿については説明してるので、事前に調べてみてください

あ、あと野宿も毎回しなければいけないってわけではなくて、安いゲストハウスがあって泊まりたかったら泊まるし、寒すぎて死にそうな時は無理に野宿するのはやめよう!あくまで最悪野宿できるってだけで、私のスタンスとしては無理をしすぎないようにしてる(野宿った季節が季節なので。夏とかだったら野宿しまくりだと思う)あと治安も気をつけてください一応

 

 

 

 

 

自己責任で楽しいヒッチハイク野宿楽しんでください( ^ω^ )!では

 

 

 

 

 

 

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