映画「シンドラーのリスト」の舞台 ポーランドのクラクフに行ってきたよ

こんにちは〜あみくずです。

 

 

 

さて、ドイツ留学もクリスマス休暇が始まりました!ヨーロッパにいるからには旅をしないと勿体ない、ということで、めっちゃめちゃ旅してます

 

ポーランドの京都?クラクフへ行ってきたよ。

 

ブレーメンからオーストリアのウィーンへ飛び、(ちなみにEurowingsを使いましたがRyanairに比べて荷物の規定が緩かった。ありがたい)

 

ウィーンからはバスで9時間かけてクラクフへ到着。 今回は友達と一緒の旅行なので話し相手には困らないのが嬉しい。今回もおなじみFlixbusさんです。いつもお世話になってます

 

 

 

乗り物の中であんまりねられないタイプなので深夜バスにも関わらず、9時間おきっぱなしでした…辛かった

 

 

早朝6時にクラクフへ到着。

 

 

ホテルのチェックインが午後2時からなので、荷物を預けて時間まで朝ごはんを食べつつぶらぶらする。

 

街の建物がポケポケ〜っとしていてかわいい。

 

 

デザインや色がほかのヨーロッパと違って控えめだから、落ち着いてて良い。

 

 

 

ゴテゴテ飾り付けされた家より住むならこっちの方家がいいな〜

 

ポーランドのクラクフは映画「シンドラーのリスト」の舞台

 

みなさん、「シンドラーのリスト」という映画は観たことがありますか?

シンドラーのリスト』(Schindler’s List)は、スティーヴン・スピルバーグ監督による1993年アメリカ映画。日本での公開は1994年2月。配給はUIP

第二次世界大戦時にドイツによるユダヤ人の組織的大量虐殺(ホロコースト)が東欧のドイツ占領地で進む中、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーが1100人以上ものポーランド系ユダヤ人を自身が経営する軍需工場に必要な生産力だという名目で絶滅収容所送りを阻止し、その命を救った実話を描く。ホロコーストに関する映画の代表的作品として知られる。

wikipediaより引用

 

この映画の舞台はここポーランドのクラクフで、ポーランドの文化と産業の中心地でもあったことから、実際に映画の主人公オスカー・シンドラーの工場が建てられていました。

 

今では、その工場はユダヤ人の迫害の記録や当時の生活の様子を展示するミュージアムになっています。

 

歴史的にも、ポーランドのクラクフにはユダヤ人が一番多く居住していたとされています。故に街中にはユダヤ人街、いわゆる「ゲットー」と呼ばれる場所がユダヤ教のシナゴクや墓地とともに残されています。

 

 

 

クラクフのユダヤ人街

 

ポーランドでも一番ユダヤ人が居住していた場所、クラクフ

当時はナチスによるユダヤ人を隔離するための強制居住区域でしたが、今は古着屋さんや、おしゃれなカフェが立ち並ぶクラクフの下北沢的な存在になってます。

いい感じに廃れてていいな。

 

パブやお洒落なカフェ、古着屋さんが密集しています。

 

クラクフのゲットーで「シンドラーのリスト」の撮影場所を発見

 

以外に見落とされがちなんですが(私もたまたま見つけた)このクラクフのユダヤ人街には映画「シンドラーのリスト」で使われた場所があるんです。

 

 

 

 

それがここ。シンドラーの階段と呼ばれています

 

 

 

 

ここ通った時なんか既視感があって、よくよく思い出してみたらシンドラーのリストだったっていう。

 

 

クラクフはアウシュビッツツアーに参加するための経由地として訪れる方も多いかもしれません。
(私もクラクフ観光次の日にアウシュビッツツアー参加してきた)

 

しかし「シンドラーのリスト」然り、クラクフもナチスドイツのユダヤ人ホロコーストにおける重要な舞台です。その事実を知った上でクラクフを観光すると、アウシュビッツだけならずホロコーストがどんなものであったかの全体図を掴む手がかりになると思います。

シンドラーのリストも、良かったらアウシュビッツやクラクフを訪れる前に観るのがお勧めです。

 

 

 

クラクフのヴァヴェル城と聖マリア教会

 

クラクフのシンボルといえばヴァヴェル城 Wawel Castle

シンドラーのリストの舞台であるとともに、中世の時代にはクラクフは「ドラゴン伝説の街」として有名だったことはご存知でしょうか?(私は知らなくて、クラクフのお土産にドラゴンモチーフがやけに多いいなと思ってググってから知りましたw)

 

この城はクラクフのドラゴン伝説の舞台で、昔クラクフには町に現れ、田畑を荒らし街の女性を好んで食べていたドラゴンがいたそう。

 

クラクフの王子はいろんな人に頼んでドラゴンを退治しようとしたんだけど、なかなか倒せないので自暴自棄になって、「ドラゴン倒した者には娘と結婚する権利を与える!」と、美しい王の娘を褒美として与えた結果、沢山の騎士が応募するも、みんな惨敗。

 

その中でスクプという貧しい靴職人の見習いが、硫黄を子羊に詰め込んだものをドラゴンに食べさせて退治に成功する。

そしてスクプは王の娘と幸せに暮らしたとさ〜という物語。

 

 

故にクラクフグッズにはドラゴンのモチーフのものがいっぱい。

 

Image from Wikipedia

城の下の方には、ドラゴンの像があって、一定時間ごとに火を含んだってさ

 

 

Game of throne てきな感じで興奮する。実際城の一部はシーンで出てくるところにそっくり

 

 

古都クラクフの聖マリア教会がすごかった

 

ポーランドの友人によると、「ポーランドの東京はワルシャワ、大阪はポズナン、そして京都はクラクフ」というだけあって、クラクフは京都ばりに綺麗。

 

そんな中でも、街の中心部にどどんと位置している聖マリア教会はすごかった

 

写真じゃ伝わりにくいんですが、奥の建物です。

一見見た目は地味〜だけど、中入ったら地味なんて言わせませんから!!!!!!

 

こちらが聖マリア教会の中

夕方に入っちゃったので、写真がうまく撮れなかったのが悔やまれる…

 

青が中心に使われた天井は星空みたい

 

これ日が出てる時に来たかった…

 

入場料は5PL、写真を撮るときは別料金で追加の5PL

ちなみにこれまた別料金になりますが、教会には塔も付いているらしく、クラクフの街が見下ろせるそう。

 

 

ポーランドちょっと興味深い話ですが、ポーランドでは聖母マリアを崇める教会が多い

教会内部の装飾を見てれば気がつくんですが、キリスト本人よりマリア像が多かったりする笑

ポーランド人の友人によると、「マリア様に頼んだら息子のキリストにうまくことづけてくれるんじゃないか」と思う人がポーランドには沢山いるからなんだそう。へーーー

 

 

クラクフで衝動買い

 

最後にどうでもいい話ですが、クラクフで衝動買いしちゃいました。

だって可愛かったんだもん

帽子と狐柄の靴下です。かわい〜〜

 

Kabak というポーランドのデザイナーブランドらしい。かわいいでしょ〜〜〜(自慢したかっただけ)

 

 

クラクフ以上です!!!明日はアウシュビッツ…

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2件のフィードバック

  1. シホ より:

    突然のコメント失礼致します。
    ポーランドってこんなに素敵なところなんですね!知りませんでした。

    あみくずさんのブログをいつも楽しく拝読させてもらっているファンのシホと申します。
    以前からブレーメンで留学をしているあみくずさんを尊敬しており、また私も5月からブレーメンで語学留学をする予定です。
    勝手ながらこの度はブレーメンで語学留学を通うに辺り、避けては通れない住民登録と学生ビザの申請のサポートをしていただきたく、ご連絡致しました。

    私自身留学は初めてで、英語も自分の気持ちを充分に伝えることができず、この申請がなによりも怖くそしてとても気がかりです。

    突然長文で見知らぬ相手から「私をサポートしてください」なんて本当に迷惑で不躾であることは重々承知です。
    学生の身ではありますが、勿論謝礼もさせていただきたく思います。

    当然不快であれば断っていただいて構いません。
    また私は今年で23歳になり、あみくずさんと同い年くらいかな、と勝手に親近感を感じております。
    あみくずさんの縛られず自由で、感じた物を真っ直ぐに伝えられる生き方がとても好きです。
    この件に関係なく、ドイツでまたお友達になれたらなと思っております。

    ご多用中かと存じますが、ご検討頂けますと幸いです。

    • amishato より:

      シホさん

      コメントありがとうございます!
      ブログを読んでもらっているみたいで、恐れ多くも嬉しいです
      ブレーメンで語学留学なんですね、私の場合は正規の学生ビザの申請だったので、
      シホさんの場合と申請が異なると思いますが、答えられる範囲であれば情報もいつでもお伝えしますので、ソーシャルメディア等でいつでも連絡してください☺️
      (ブログのコメントは返信が遅くなるかもです…)
      ドイツの役所登録が一番の難関だと言っても過言ではないですが、(笑)それを越えればなんとかなりますよ!

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