【2019年12月最新】インドのシリグリからバングラデシュへ陸路国境越えしてきた

 

 

 

 

アッサラームアライクム!あみくずです。

 

 

 

 

インド北東部、ダージリンの入り口の町シリグリから、バングラデシュへ入国してきました。

 

 

 

インドとバングラデシュの国境といえば、コルカタを経由してダッカまで行くルートを通る方が多いですが、実はシリグリからもスルッと通れました。しかし大変だったのは通った後だった…

 

 

 

シリグリからインド国境まで

 

シルギリからバングラデシュへ入国するには、その近くのインド国境の町、フルボリまで移動する必要があります。私の場合、オートリキシャで2~30分200ルピー位でした。

 

 

 

オートリキシャでイミグレーションオフィス入り口まで連れていってもらうとこんな感じの建物があり、ここでインド出国の手続きを済ませます。

11時頃に来てしまったため、中はすでに人でごった返している。

 

しかし、外国人が私一人だけだった為か、東京ディズニーランドのファストパス保持者か?という位のスピードで優先して受付をしてもらい、インド出国スタンプ手続き自体は、30分位で終了しました。

 

 

バングラデシュへは、アライバルビザを取って行くと伝えると、職員の人が電話で確認してくれて安心。ちなみに手数料とかは一切取られませんでした。

 

 

出国手続きが済んだ為、のこのこ歩いてインドを出ます

インド柄の門。ここから先はインドではない

 

 

 

 

インド・バングラデシュ ゼロポイント

 

 

ここがインドとバングラデシュ国境のゼロ地点らしい。写真撮影している人もちらほら

 

 

 

そのまま、Welcome to Bangladeshと描かれている方へと向かいます。

 

 

 

 

 

 

 

バングラデシュ入国手続きとアライバルビザ申請

 

 

ウェルカムゲートをくぐって少し歩くと、右手にイミグレーションの建物が見えて来るのでそこで入国手続きとアライバルビザの申請をします。

 

 

ここでも外国人は私一人状態だったので、インド側同様ファストパス状態でスイスイ入国〜と思いきや、何故かイミグレで一番偉いおじさんの別室へ案内されてしまう。

 

 

 

建物入ってすぐ右側のカウンターがありますが、そこへ並ぶ前に、2枚ほど書類を書く必要があったっぽい。

書類を記入している間、一番偉そうなおじさんは別室のモニターをみながら、抜かそうとする人などがいると、別のスタッフに指示して列を直したりしてた。結構ちゃんとしている。

 

ここでもインド側同様、手数料や賄賂を請求されることはありませんでした。別の人のブログだと手数料50タカ(50ルピー可)って書いてあったけど、完全無料になったみたい。

 

 

 

 

書類を提出し、無事スタンプを押してもらえると、アライバルビザ&入国手続き完了!!

 

 

 

 

こういう時、VISAを無料でゲットできる日本のパスポートのすごさを実感しますね。

 

 

書類を記入する途中、おじさんに「このあとはどこへ?」と聞かれるのでダッカだと答えると、

 

おじさん「バスは予約してある?」

あみくず「してないです…」

 

おじさん「でも、今日の分は全部売り切れだよ…

 

 

 

 

バスが…ないだと…?

 

 

 

国境を出たら、普通にバスが何時間間隔かで出てるとてっきり思っていたので、まさかの完売発言に狼狽える。

 

 

まじか…というより、いつもこんなにバス満席になるのかな

 

完全に詰んだ…国境で立ち往生という最悪パターンミエテキタヨ…?

こんな顔で立ち往生していると、なんと偉いおじさんがバス会社になんとか席がないか電話し始めてくれた…!

 

お「ノープロブレム、時間がかかってもバスは必ず見つけるからとりあえず私のオフィスで待ってなさい」

 

と頼もしい一言とともにバス会社に電話し始めてくれた…!!

 

イミグレおじさんには感謝しかない

 

 

というわけで行く宛のないまま豪華なオフィスのソファでバスが見つかるまでぼーっと待っていました。

途中、お腹が空いただろうとお菓子やバナナを出していただく厚待遇を受ける。こんな小娘にいいんでしょうか…

お昼を食べていなかった為バナナとケーキとミネラルウォーターを頂く

 

もうすでにバングラデシュ国内ではあるものの、インドのSIMカードがまだ機能していたので、ツイッターやインスタグラムをしながら時間を潰す。バングラのイミグレで…結構シュールだ。

 

待っている間にも地元の地主??や何か権力がありそうな人が入れ替わり立ち替わりオフィスを訪ねておじさんに挨拶をして来る。(そんな中もらったバナナを食べる日本人の小娘)

 

 

なんやかんやで三時間が経ち、このままバスが見つからなかったらイミグレで夜を明かすのか…まあ変なとこよりかは安心かな…このソファで寝られればいいな…と思い始めていた頃、

 

バスが見つかったとの報告が!(゚∀゚)

 

 

ダッカの友人の友人も手伝ってくれたお陰で、イミグレーション発のバスではないにしろ、隣町のPanchagarh(パンチャガン?) というところから出る夜8時半発のバスを予約してくれたという。

 

 

イミグレのおじさん!友人の友人!そしてスタッフの皆さんありがとうございます!!!!これで国境で夜を明かさずにすみました!!!!

 

 

 

イミグレーションオフィスからPanchagarh まではローカルバスが通っているのですが、このローカルバスがマリオカートかよってレベルで爆走しながら周りの車を追い越しまくるので、
「アッ、私の人生ここで終わるかも…」と久しぶりに思ったぐらいです。本当に怖かった

 

 

後ろの席の女の子は床に吐きだすし…でも窓から見える景色はインドとは全く違って、「バングラデシュ…とても美しい」と呟いたくらい。

 

のどかな田園地帯に沈む夕日が美しいので爆走中でも余裕がある人は見てみてください。

 

沈む寸前の夕日が木々の影から見えたときは、バングラデシュの国旗の意味を知ったような気がした。真相はわからないけど。

 

 

Panchagarnからダッカまでの長距離バスはちゃんとしていて、フルリクライニングで毛布まで付いてきてダッカに着くまでぐっすり眠れました。途中何故か深夜2時に食事休憩があったのは何故なんだろう
(みんなビリヤニやカレーを食べていた)

 

 

翌朝無事ダッカに着き、やっと国境越えできました…

 

陸路での国境越え、死ぬほど時間がかかるしめんどくさいけど、国と国を跨いだ実感が一番感じられる。

 

 

 

 

では!インドシリグリからバングラデシュの国境越えでした〜ここまでお読みいただきありがとうございました。

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