【インド】 ダージリンの乗れる世界遺産? トイ・トレインに乗ってきたぞ

 

 

 

 

ナマステ!あみくずです。

 

 

 

 

今回初めてのインド旅行へ(やっと!)行ってまいりましたが、西ベンガル州を主に周ってきました。
その中でも、旅のメインだったのが、ダージリンを訪れること

 

 

 

ダージリンといえば、有名なお茶の産地として知られていますが、実は乗れる世界遺産があるってご存知でしたか?今回はその世界遺産こと「トイ・トレイン」に乗ってきたので記事にしたいと思います。

 

 

 

 

インドの西ベンガル州「ダージリン」ってどこにあるの?

 

名前は知っていても、インドのどこにあるのかいまいちイメージがつかないダージリン。

 

地図から分かるように、ブータンとネパールに挟まれた、インドのくびれた位置にあります。

 

 

標高およそ2000mに位置しているので、夏は過ごしやすく(そして冬はもちろん寒い)
インドがイギリスに統治されていた時代は、イギリス人の為の避暑地として栄えたのだそう。

 

 

霧の街と呼ばれるダージリン。洗濯物が一生乾きません

 

夜のダージリン。どことなく台湾の九份を彷彿とさせる。(雰囲気似てると思いません??)

 

 

 

 

あみくずが訪れたのは12月。ダージリンは乾季のためヒマラヤの絶景が見れるはず…とワクワクしていたのですが、冬は逆に霧が発生しやすいらしく、滞在中にヒマラヤ山脈と標高世界第3位のカンチェンジュンガを見ることはできませんでした…また次来いってことかな??

 

 

 

 

ダージリンの乗れる世界遺産「トイ・トレイン」

 

 

夏の避暑地、そして高級茶の産地として当時のイギリス人に愛されたダージリン。

 

 

 

このトイ・トレインは乗客を載せる他、生産した茶を輸送するために建設されたんだそう。

 

 

 

今でも現役バリバリのトイトレインですが、全線開通したのは1881年。世界最古の山岳鉄道とその歴史的背景から、1999年にユネスコの世界遺産に登録されました。

 

 

トイトレインの正式名称は「ダージリン・ヒマラヤ鉄道」ですが、なぜトイ・トレインの愛称で親しまれているかというと、名前の通りのおもちゃのような小ささからそう呼ばれています。

 

山道を登る際に小回りが利くよう、レールは普通の列車の半分以下、列車自体も小柄でたいそう可愛い

 

ダージリンへ向かうジープの車内から見えるトイ・トレインの線路。ダージリンにつく前から興奮してくる〜

 

 

運が良かったら車の中から走るトイトレインを見ることができます。

 

 

 

それにしても地域密着型な線路ですね

 

 

 

トイトレインの線路と犬の比較

 

ダージリン駅の周辺にはなぜだか犬がいっぱいたむろしている。表情が渋くて可愛い。

 

 

 

 

 

「トイ・トレイン」のチケット購入場所・値段

 

さて、世界遺産に実際に乗るためにはチケットを買う必要があるわけですが、ダージリン駅で直接購入する他、アプリやインドの他の駅で購入や旅行代理店など色々あるらしいですが、今回私は前日にダージリン駅窓口で直接購入してきました。

 

 

このカウンターでチケットを発行してもらいましたが、翌日の運行スケジュールが窓口に張り出されており、オフシーズンである12月は半分以上の列車がキャンセルになっていました(オフシーズンだからこそ前日に予約ができたんだけれども)

 

 

運行スケジュールの紙でその日のトイトレインがディーゼルか蒸気か選べますが、その日は蒸気がキャンセルになっており必然的にディーゼルにしました。

 

 

 

チケットですが、観光客向けの往復料金ジョイライドと、通常片道切符の二種類があるそうですが、片道切符の販売はしていたんだろうか?もともとジョイライドに乗るつもりだったので聞かなかったのと、運行スケジュールにはジョイライドしか掲載されていなかったのでわかりかねます…

 

 

観光客向けのジョイライドですが、ダージリン駅からグーム駅までの往復区間を走り、途中観光スポットや、グーム博物館へ寄りながら、2時間ほどかけてダージリン駅へ戻ってきます。

 

 

ジョイライドのチケットですが、年々値上がり傾向にあるらしく、あみくずが訪れた時は1600ルピー でしたが、ネットの情報を見るには、6年前は270ルピー だったらしい…一瞬ボッタクリを疑ってしまうレベル。

 

 

 

 

ダージリン駅では頻繁にメンテナンスなのか、ウォーミングアップなのかわかりませんが、トイトレインが駅内の線路を走っている様子が見られます。

 

 

 

この日は蒸気機関車を見れてラッキー!見てるだけでも十分楽しい

 

蒸気をけたたましくあげる列車の写真を何枚も撮ってしまう。

 

 

 

 

途中で気が付いたんだけど、機関車トーマスってトイ・トレインそっくりじゃない???

 

 

と思って調べて見たんですが、機関車トーマスのモデルは LB&SCR E2 class ってやつらしいので違いました。それにしてもトーマスそっくりだけどね、色とかさ

 

Thomas Tank Engine 1.JPG

 

やぱトーマスじゃないか???

 

 

 

 

 

トイ・トレインですが乗る列車によって名前が違うらしく、この日見たのはWhistle Queen.
蒸気機関車ならではのかっこいい名前ですね。トーマス呼び失礼しました。

 

 

 

 

 

後日、早起きして世界遺産に乗り込んできた。

 

予約した列車は9:25発ですが、実際に発車したのは40分くらいだったので、プラットホームでチャイを買い車内で優雅に発車を待ちました。インドはいつでもどこでもチャイがあるから良い。しかもここで飲めるのはダージリンティー。素晴らしい

 

ジョイライド自体は、12時ちょっと前くらいにダージリン駅に戻りました。所要時間およそ2時間半ですね。

 

 

列車に乗っているので、外の写真はいまいちパッとしませんが、憧れのトイトレインに乗っているので興奮マックス。写真より動画を取りすぎてしまう。

 

 

ディーゼル車って言われてたけど、結局蒸気機関車になってる???機関車にあまり明るくないのでわかりませんが、窓から顔を出していると、燃料の石炭が砕けたカスが、顔に当たるわ目に入るわで結構大惨事wwww

 

 

 

結構でかいのが目に入るので皆さんも乗車中は気をつけて!

 

 

 

途中二箇所、観光スポット的なところと、トイトレインの博物館に止まったのですが、あまり興味がないので割愛します。そんなことよりトイトレインをずっと観察していたい

 

 

石炭をひたすら入れていくおじさん。古い映画みたいだ

 

 

 

 

グーム駅に到着。ここからダージリン駅へまた折り返しします。記念にパシャリ

 

 

 

ジョイライドの様子を、「世界の車窓から」パロディーに仕上げてみたのでよかったらYOUTUBEで見てね。

ちなみに一番うまくいった箇所は富士通の提供のナレーションのモノマネです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして帰り道、窓際でトイトレインのライドをエンジョイしていると、

 

 

途中道路が渋滞してる場所で何かでかいゴツン!!!!!と言う音と衝撃で車体が揺れた

 

 

 

 

なんと、乗っていたトイトレインが車に当て逃げされました。

 

 

 

車体の表面がえぐれてる…

 

 

 

世界遺産が当て逃げされる瞬間を目の当たりにしてしまった…

 

 

 

 

当て逃げした白いジープ車はそそくさと逃げてしまった。

 

 

 

みんなが困惑する中、とりあえず運行を開始してダージリン駅へ戻りましたが、犯人は捕まったのだろうか…?犯人の逮捕と、トイトレインのえぐれが直せることを祈ってます。

 

 

 

 

 

 

以上、ダージリントイ・トレイン編でした!

 

 

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