【モロッコ食レポ】1ヶ月で食べたモロッコローカルフードを淡々と紹介する①

 

 

アッサラームアライクム!あみくずです。

 

 

1ヶ月のモロッコ旅で食べたり飲んだりしたものを備忘録的にまとめていこうと思います。

 

モロッコ旅をこれからするかた、今現在モロッコにいる方、是非参考にしてみてください

 

 

1ヶ月の滞在で食べたモロッコフードまとめ①

 

 

モロッコ代表飯「クスクス」

 

 

モロッコといえばクスクス、クスクスといえばモロッコ!

 

世界最小のパスタとも呼ばれるクスクスは実は北アフリカ、マグリブ地方発祥で、
モロッコでは毎週金曜日に食べられている。観光客向けのお店ではいつでも食べられるらしいけど。

 

モロッコを旅した人は一度は食べたことがあるであろうクスクス、あみくずも例に漏れず、
ティンリールで路上に突如現れた はぐれクスクス を頂くことに

 

まじで路上にいきなり現れたクスクス。誰が作ったのかは知らないけど、通行人皆に振舞われていた。

 

私もそこらへんにいたおばちゃんにスプーンを渡され、何口か頂くことに

 

 

野菜と、牛ホルモン?のクスクス。クスクスが素材のスープを吸って膨らんでいる。

 

クスクスは美味しいけど、モロッコ滞在中に食べ飽きますまじで
クスクスよりかは、日本でも昔流行りましたがその調理法であるタジンが食べ飽きる

モロッコ人は毎日タジンしか食べてないんじゃないかってくらいモロッコ料理はタジンが頻出していて、旅行の途中からタジンはみたくないってくらいタジンばかりでした。

 

こっちの人は毎日食材を変えてタジンを作っているくらい。インドのカレーみたいなものなのかもしれないけど正直食べ飽きる

 

ちなみにこの野良クスクスの後三日間お腹壊して砂漠で死んでました。クスクスにはいい思い出がない…
その割にはクスクスのマグネットを買いました。これみてるとクスクスを食べ飽きるくらい食べたモロッコ旅行の記憶が蘇るんだよね。

 

 

 

ミートボールタジン「ケフタ」

 

こちらもタジンの一種で、「ケフタ」と呼ばれるミートボールをタジンの中で卵で閉じた一品。

 

ティンリールの日本人宿「アーモンド」で頂きました。


モロッコのその他のタジン料理の例に漏れず、クミンをはじめとしたスパイスがきいたフレーバーに、肉肉しいミートボールと、その肉汁の中で泳ぐ卵

 

この時点で病み上がりだったため、ちょっと重かったですが美味しかったです。

 

ケフタって、トルコ語のキョフテにも似てるけどやっぱり語源が同じなんだろうか?

ちなみにケフタというとハンバーグやミートボールのようなミンチ状肉を指すようで、サンドイッチのトッピングとかでメニューにケフタってよく載ってます。

 

 

 

クミンたっぷり「モロッコオムレツ」

 

 

砂漠に向かう途中にある町「ワルザザート」でこのモロッコオムレツを頂きました。

 

 

ミートボールタジンに味が似ている、というか、全部味付けがクミンだから代わり映えがない…

 

オリーブが味のアクセントになったものの、これを食べた時点で何日も同じ味付けのモロッコ料理を食べていて正直飽きてきている。だし巻き卵が食べたい…

 

 

 

ひよこ豆のスープ?「ビサーラ」

 

 

モロッコには二種類の代表的なスープがあり、一つはトマトベースな豆のスープ「ハリサ」と、今回私が飲んだ「ビサーラ」は豆のみのトロッとしたスープ。

 

パン付きで5DH〜7DH と高くても100円以下で腹ごしらえができるまさに労働者飯

 

 

初ビサーラはモロッコのメディナの中

 

 

これが大外れでトラウマになるくらいまずかった

 

ご飯はあんまり残さないようにしたい主義だけど不味すぎて半分も食べられなかった…

 

作ってくれたおっちゃんには申し訳ないけど、トッピングのオリーブオイルか、そもそもの豆スープか、どちらかの臭みがスープじゅうに溢れ、一口目で「イケるか?」と思っても後味の臭みが食欲を減退させる…

 

 

エッサウィラの別の店で食べたこの豆のスープは美味しかったので、店による当たり外れが大きいのがビサーラなのかもしれない。

 

モロッコフードのハリサスープが今回体験してないのがなんとも心残り。でもレシピもあるし自分で今度作ってみようかな?

 

 

モロッコ式ケバブ「レバーと脂身の串焼き」

 

 

タジン以外を食べたい時、安く美味しく腹を膨らませたい時、この串焼きを幾度となく食べてました。

 

 

こんな感じの串焼きが屋台にあり、通常5串くらいずつオーダーして、パンに挟んで食べます。

 

特色すべき点は、ポピュラーな串焼きの具がレバーと脂身を交互に串刺して焼いたもの。

交互に串に刺すことによって、脂身の油がレバーにうまく染みておいしい。

 

 

こんな感じでオーダーが入るたびに焼いてくれる。

 

レバーも新鮮なのかふわふわで、脂身もレバーと一緒に食べるからかしつこくない。
自信を持ってお勧めするモロッコ料理です。

 

この写真意外にうまく撮れたので、お兄ちゃんに「めっちゃ映えてるよ!!!」と見せたところ、
気に入っていただけたようで何枚かデータをあげました。

 

カメラ買っててよかった。しかもwifi通信で画像転送すぐできるやつ…

 

 

 

 

エッサウィラで食べた魚のフライ

 

おさかな天国エッサウィラ、モロッコの中で一番好きな町ですが、魚介が有名なだけに魚のフライやさんが町にはいっぱい。

 

今回頼んだのはイワシのフライですが、鯖やカレイ、タコなど色々な種類の魚をフライしてます。

 

 

これがめちゃくちゃ美味しかった。手前のサルサのような潰したトマトと玉ねぎのスパイスソースをお好みでつけて食べます。パンはもちろん無料でついてくるのでサンドにしてもまる。

 

 

揚げたてが一番美味しい。魚以外にもクミンがアクセントのコロッケもあって美味しい。

 

 

 

 

モロッコのストリートフード「カタツムリスープ」

 

 

これまたフランスの影響なのか?モロッコではカタツムリを食べます。めちゃくちゃ食べます

 

市場でもカタツムリがこんな感じで売られている。ここはフェズのメディナで見たカタツムリやさん。

 

うーん、ちょっとこの感じはカタツ無理ですね(上手いこと言ったつもり)

 

まんまカタツムリだ

 

 

とは言っても、モロッコに来たからにはこのカタツムリに挑戦せねば!ということで、街でよく見る

「カタツムリのスープ」に挑戦。

 

屋台には大鍋にカタツムリと、カタツムリのエキスが滲み出たスープがたっぷり入っており、10DH位日本円で120円位で、お椀にのったカタツムリと、そのスープが味わえる

 

 

屋台で爪楊枝がもらえるので、それでカタツムリの殻の中をほじくって中身を食べながら、スープをすすっていきます。

 

 

ほじるとそのままカタツムリが出てくる。意外に見た目はカタツムリであることを除けばサザエに見えなくもない。

 

食感は貝類に近く、でも貝類に比べるとカタツムリ特有のポニャンとした食感があるので

「あれ…貝…いやこれカタツムリだ」と錯覚から現実に引き戻されるのを体験できます。

 

スープは意外にも日本人好みの味で、カタツムリの出汁が出ているのか、結構美味しい。

胡椒と塩が効いていて、お好みで屋台にあるチリパウダーも足せる。

 

カタツムリ、慣れるのに時間はかかるけど結構イケるぞ

 

 

 

番外編

 

モロッコ、一週間の滞在くらいならモロッコ料理だけを食べて行くことも可能だったかもしれないですが、1ヶ月の滞在ともなるとモロッコ料理を食べ飽きる、(と言ってもタジンばかりなので主にタジンを食べ飽きているんですが)クミンの匂いを嗅ぐだけて飽き飽きしてくるといった禁断症状に陥ってしまい、途中から中華や自炊に走ってしまったことをここで告白します。

 

むしろ材料は新鮮で豊富にあるのになぜモロッコの人は全部タジンにしてしまうんだ…???

 

 

モロッコの中華料理

 

モロッコ旅行で中華が食べたくて仕方がなかったので、フェズで高評価な中華料理屋さん

 

Chez Maimonideへやって来ました。

 

お店の裏メニュー、ジャージャー麺を頼んだんですが、量が半端ない笑

 

久しぶりの中華料理が至福すぎた。一人だと絶対に余る量ですが、お店の人に頼めば残りを詰めてもらえます。50DHでしたが、二食分はあったのでお得

 

大人数で来て、みんなでシェアするのもいいですね。

 

中国の人、アフリカ大陸まで来て中華料理店を開いてくれることに感謝しかない。

 

謝謝_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

 

モロッコのファーストフード

 

 

ファーストフードにも幾度となく浮気しました。

 

でもモロッコのピザが生地がモチモチで美味しい!!やっぱりパンがおいしい国はピザ作ってもおいしいんだなと確信。

 

 

シェフシャウエンの地元のカフェテリアChez Azizは行きつけまくりました

 

 

夜になると地元の人でごった返します。ミルクシェイクもおいしいのでお試しあれ!

 

 

 

 

 

モロッコでした自炊の数々

 

経済的に苦しい学生の身である上に、モロッコでは新鮮な魚介や食材がたくさん手に入ったので、自炊するのが毎回楽しみでした。

 

 

エッサウィラでは魚をさばいて刺身にしたり、煮付けたり、カニを茹でたり、

 

 

普段ドイツで新鮮な魚は手に入らない上に高いので食べていませんでしたが、モロッコでここぞとばかりに食べまくっていました。あーエッサウィラに戻りたい。

 

 

そして、個人的モロッコ旅ベスト1、むしろ人生で食べたものランキングに食い込むであろうものがこちら。

 

鳥のレバーとモモ肉をニンニクとパセリとオイルでマリネし、直火でじっくり焼いたものです。(見た目…)

 

なぜこれが一番美味しかった食べ物かというと、この料理をした時、三日間下痢と発熱で何も食べれず、砂漠の宿のベッドで一人きり、生死を分けるような体験をした後、メルズーガの町へふらふらと下り、鶏肉屋さんから死にたての鳥の内臓と肉を買って、初めてまともに調理して食べた思い出深い一品…

 

これが本当に美味しかった。新鮮だからか、レバーはちゃんと火を通しているにも関わらずフワッフワで、ニンニクとハーブか効いており、お肉もプリップリで食感、味ともに最高だった。

 

ジュースしか飲んでいない三日間だからこそ、初めてまともに食べた料理ってこともありますが、本当に美味しかった。きっとこれからの人生でも忘れることができない味に巡り合ってしまった。

 

 

これは死にかけたものにしかわからない絶品飯。空腹は最高のスパイスと言いますが、下痢明けはもっと最高のスパイス…!!!!

 

 

 

 

 

最後にモロッコ料理じゃない謎の下痢体験を書いてしまって誠に申し訳ないです。

 

次回はモロッコのローカルスイーツやドリンクを中心に紹介したいと思います!

 

 

では!

 

 

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。