【ブレーメン日記そのに】スペインのアンダルシア地方へへ古傷をえぐりに行ってきたよ
モイン!あみくずです。
最近、クリスマス休暇の前に1週間くらい時間があったので、スペインのアンダルシア地方へ四日間ほど旅行へ行ってきました。
でも今回の投稿は旅情報ではなく、個人的かつめちゃくちゃエモ〜ショナル〜その上、スマホからの投稿なのでめっちゃ読みにくい…と思います。ので旅情報を求めてる方は期待に添えないです。すみません
アンダルシア地方はマラガから空路入りし、コルドバ、グラナダの順で観光してきました。一日一都市で帰りの便が早朝だったので丸々居られたのは三日ほど。
わりと直前で出発を決めた弾丸旅行ではありましたが、わたしには行かねばならない理由があったのです。
現在ブレーメンで留学してるものの、本当は留学の第一希望がスペインで、しかもコルドバに行きたかったのです。
実を言うと、ずっとスペイン語を(英語以外で)第二外国語として勉強していて、学校の交換留学の前にもメキシコの奨学金に応募していたりしたのです。
昔から南米へ行ってみたくて、その漠然とした憧れからスペイン語留学できたらいいなと考えていたんですが、元々の枠も少ない上に、スペイン語専攻というわけでもないので、留学先には選ばれませんでした。
第二希望でブレーメンに来たわけではありますが、やっぱり最初の方はモチベーションも上がらなかったりして
そして今回マラガ行きのチケットが安くなっているのをみて、
いつまでもモヤモヤしてるくらいだったら一度はスペイン(コルドバ)行って、吹っ切れてやるぞ
と
スペインへの未練タラタラを断ち切ってドイツへ集中する為にも、思い切ってコルドバへ行ってくることにしました。
このままどっちつかずで、ドイツもスペインも半端なまま帰国するのは良くないしね。
(スペインのチュロス食べたけど、食べたところが悪かったのか、美味しくなかった笑笑 油っこくてチュロ自体が何故かしょっぱいので気持ち悪くなってくる…)
行けなかった留学先へ行って考えたこと。
正直、自分が落ちて行けなかった留学先を訪れるのは辛かったです。
冬でもスペインはそれほど寒くなく、ドイツとは違ってお日様がさんさんしていて
(街にはオレンジの木がワサワサ生えているリアルどうぶつの森状態。日光からもオレンジからもビタミンが取りまくれる、ドイツの冬うつとは程遠い環境)
街を散策して、ごちゃごちゃした路地裏や、居心地の良いカフェを見つけるたびに、もし自分がここに住めていたら…とただ観光するのとは違って、純粋に楽しめないと言うか、感情的になっちゃうんですよね。
自分が得られていたかもしれない可能性が、実際に目の前にあるとすこし辛いものがある。
写真は撮らなかったんですが、留学先の大学にも行ったりして、
キャンパスがお城みたいで、夜だったので中には入れなかったけど、そこでの学生生活を想像したりして
「なんで自分わざわざスペインきて古傷えぐってるんだろう…ハハ」
って思ってました。
今考えると、クリスマス前のスペインへわざわざ来て過去の傷をえぐるのみならず塩を振り込んで全身マッサージをしているにも等しいわけですが
いま思うとスペイン行って古傷えぐってきてよかった。
挫折を経て強くなったと信じたい。
スペインへ留学できなかったのは挫折って事になるとは思うんですが、ドイツ留学きてからもちょっと自分の中で腑に落ちていなかった面があり、
今回のスペイン旅行でグリグリ過去と向き合った事で、いま自分が置かれてる状況への感謝の気持ちや、ドイツ留学に専念する気持ちをリスタートすることができました。
いつまでも「モチベーションがない〜」とか言って言い訳を作るのは良くないし、このままだらだらドイツにいても時間の無駄だと。
一年はどうせすぎるのだから、だったらちゃんとドイツ語と、ドイツ社会を吸収していこうと。
思ったのです。
私が何か語るのもおこがましいけど、挫折って挫折後の結果をどうやって受け取れるか大事だと思うんですよね。ポジティブに受け取るか、ずっとうじうじしているか。
スペインに来てからは、うじうじモードが晴れたような気がします。
まだまだ二十代前半で人生も長いので、失敗したことに固執せずに頑張っていきます。おー!!
あ、スペインの普通の観光記もめんどくさがらずに更新していきたいです。めっちゃ楽しかったので…