ハンガリーにてヒッチハイクの師匠に出会う



(前回までのあらすじ: ハンガリーの首都ブダペストからヘーウィーズ温泉湖へと向かったあみくず。3時間列車に乗りたどり着いた湖はまさかの定休日。後日チャレンジするも夏に入る温泉湖はただの硫黄臭い沼に過ぎなかったのであった)

ヨナプト!あみくずです。
現在ブダペストからハンガリーのLCC Wizzair でマケドニアの首都スコピエへ向かう飛行機の中でブログ書いてるなう

前回のあらすじの通り、観光の面で見れば割と踏んだり蹴ったりだったんだけど、いろいろ濃い二日間だった

前述した通り、カウチサーフィンでステイさせてもらったレナトさん

そう、この人が後のあみくずヒッチハイク師匠である

なんとあみくずがステイする1日前に、スイスでのヒッチハイク旅を終えて帰って来たばかりらしく、基本旅に出ているため、家にいることは稀らしい(ステイした日が偶然帰省中だったため受け入れてくれた。ラッキー!)

家に着くなり、早速ハンガリー語を教えてもらう

あみくずトラベルブックハンガリー語メモ。ありがとうは必須。

 

旅に出た時は可能な限り現地の言葉で喋るのがモットーなので、できる限り英語を使わないようにしてた。アジアの旅の時もそうだけど、現地語覚えて使うの楽しい。長くいればいるほど周りの人が何話してるのかとか、標識や建物の種類とかが分かってくるので

あと、基本の挨拶と、疑問文(何、何処、いつ)に加え、結構使用頻度が高かったのが相槌
ウィーンにいる時、ソーニャに教えてもらったのが Schön (シューン) 英語で言う Good にあたるんだけど、会話で使いまくってた
「イエー、イエー、シューン、イエーシューン」って言っとけばとりあえず何とかなる。電車でおばあちゃんに弾丸トークで話しかけられた時とか

というわけでレナトさんに「good ってハンガリー語で何ていうの?」と聞いた所

「Yo」

YO!!!!!(゚∀゚)

YO!!!!!!!!!!!!(゚∀゚)

めっちゃ覚えやすいので皆さんハンガリー来た際にハンガリー人と話すときは

YEAH YEAH YO YOOOOOO YEAH YO YO

ってな感じでぜひ使ってみてね(´∀`)

ちなみにYOは丁寧な言い方で、若者が使うスラング的な言い方は キラーイ
直訳すると、「王の」って意味なんだって
だからブダペストにキラーイ温泉ってあるんだけど、それは王の温泉って意味らしい。

若者チックに日本語に訳すと、ハンガリーの若者は

ハンガリー若者1: 「俺昨日新しいiPhone買ったんだよね」
ハンガリー若者2:「キラーイ(お前まじそれキングじゃね??)」

みたいな会話してるってことだよね。ヤングでナウい

話が脱線したところで、このレナトさんのご両親が良い方で

英語が話せないのであみくずがハンガリー語で何とか意思疎通を図りまくった

常にレモネードのむ?とかお腹すいてない??とか聞いてくれて
全て遠慮なく頂かせてもらいました(´∀`)ハンガリーの家庭料理おいしい。パプリカパプリカしている。

ブダペストへの帰りはどうするの?と聞かれたので「バスか列車かなー、でも列車は暑いし遅いし本数少ないんだよね」と言ったところ

「You ヒッチハイクしちゃいなYo」

と言われ

危険じゃないん?って聞いたら

いや大丈夫じゃね?って言われたので

それ(´∀`)アリ

って事で

あみくず、タポルツァからブダペストまでヒッチハイクデビューすることに(テテテテッテッテッテー♪)

いらない紙をもらって、あのヒッチハイカーがよく道で掲げてるサインを作らせてもらう

はいブダペストー

ヒッチハイクのコツを教えてもらい、近所のヒッチハイクポイントまでつれていってもらうことに(徒歩20分)

その前に師匠と、師匠のご両親と一枚

団地を出た後も、ベランダに出て手を振っててくれて嬉しかった。なんだかハンガリーのお宅に1週間ほどホームステイした気分だわ
お母さんのご飯も美味しかったし、家の食料食べ尽くす勢いだったわ

さて、
いざ向かうヒッチハイクポイント。
場所の選び方としては

1. 車が一時停車できる場所がある(バスステーションとか、ガソリンスタンドとか)
2.ドライバーがヒッチハイカー気がついてから、停まるまでの充分な距離がある
(人間、ヒッチハイカー見つけてからちょっと乗せようか考えてから停まるからね。そのかかる時間分の距離がないと、ドライバーが乗せてあげたいと思っても、時間がなくなってしまう)

あと、紙を掲げるだけではなく、
親指も立てよう
これはただ単にヒッチハイカーたるもの親指を立てるべき、ってだけなんだけど。

いざヒッチハイクデビュー

開始3分もせずに車、とまる(゚∀゚)

これは初めてにしては幸先がいいぞ(゚∀゚)

乗せてくれたのはハンガリー人で映画制作会社に勤めている方。ブダペストまでは行かないものの、途中の町まで連れていってくれるそう


ドライバーさんに教えてもらったハンガリー豆知識: ハンガリーには工場がおおく、道中にはハリボーの工場があったり(ヨーロッパで買うとハリボー百円レベル) LEGOの多くはハンガリーで作られてるんだって!

他にもバラトン湖周辺には魔女が沢山いることで有名だったんだよ〜など教えてもらいながら、道中を走ること1時間弱

ドライバーさんとお別れし、再びヒッチハイク

4分で止まった(゚∀゚)

やはりヨーロッパはヒッチハイクがポピュラーなのか、ドライバーさんも元ヒッチハイカーで、昔乗せてもらったから今度は自分がヒッチハイカーを拾ってあげてるって人が多かったかも
ヒッチハイクする前は沈黙で気まずくなるんじゃないかとか思ってたけど意外に会話って弾むもんだな〜 全然苦じゃないや

二人目のドライバーさんはヒッチハイカーじゃないけど、夏の日差しの中立ってるのはさぞ辛かろうとのことで、会社の車にもかかわらず乗せていただけた。ありがたや…

このドライバーさんがめっちゃ歴史に詳しくて、ハンガリーの歴史はもちろん、日本の将軍とか各地の藩がどこどこにあるとか博識だった。歴史もそうだけどハンガリー語の構造とか、乗せてもらってる間教えてもらえた

実際にはヒッチハイクしなくてもバスで二千円か千円くらいでブダペストには行けるんだろうけど、こうやってその国の人とじっくり話せて、知れるっていう点ではヒッチハイク試してよかった

カウチサーフィンといい、ヒッチハイクといい、あみくずのハンガリー旅はハンガリー人の優しさでできている。

ハンガリー今度は冬に来たい

夏に温泉入る意味ないや

追記

人間に優しくないことで有名なコミュニズムデザインだけど、トイレのスイッチだけはこれでもかっ!ってくらいスイッチしてて逆に押せないひとがいるのかな?ってくらいユニバーサル。

本当はトイレの写真(ヨーロッパきてから一番好きな風情なトイレ)載せたかったんだけど、やっぱ人の家のトイレだから勝手に載せるのやめた

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3件のフィードバック

  1. 2017年8月26日

    […] みんな英語は得意じゃないけれど、ドイツ語はペラペラ。やっぱりドイツ語圏のエコノミーは強いんだな。あみくずヒッチハイクの師匠(師匠についてはこちら)もドイツで仕事を探すためにドイツ語勉強してたしな […]

  2. 2017年10月12日

    […] ハンガリーでヒッチハイクの師匠に出会って以来 ヒッチハイクというメンタルスポーツの奥深さに気がつき、ヨーロッパ旅行編では交通手段の一つとしてヒッチハイクを度々使わせていただきました。 […]

  3. 2017年10月16日

    […] ハンガリーでヒッチハイクの師匠に出会って以来 ヒッチハイクというメンタルスポーツの奥深さに気がつき、ヨーロッパ旅行編では交通手段の一つとしてヒッチハイクを度々使わせていただきました。 […]

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