【モロッコ】フェズの皮なめし工場こと「タンネリ」に潜入したゾ 絶景ポイントの行き方も紹介
アッサラームアライクム!あみくずです。
一ヶ月のモロッコ放浪の旅も残り一週間を切り、終盤へむかっていますが、現在はフェズにいます
旅の期間三回も体を壊し、フェズも「観光する気力ない…」帰りたい…と思っていましたが、やはりフェズといえば定番の
皮なめし工場「タンネリ」
の光景には感動したので行く価値あり、むしろモロッコといえば砂漠とシャウエンとタンネリってくらい有名な場所を寧ろ飛ばそうとしてた自分が怖い。
フェズの皮なめし工場への行き方
行き方って書いておいて失礼ながら、皮なめし工場は、フェズが迷宮都市と言われる所以でもあるメディナの中にあるため、自力でつくことはほぼ不可能。
といっても、mapsmeというアプリや、グーグルマップで、周辺まで行って、あとは周りの人にガイド料5~10DH払って案内してもらうのが定番らしい。
ということで私もマップで近くまで行き、ウロウロしていたところ、謎の男があらわれ、タンネリまで案内しようとする。
「お金はないよ、ガイドしても払えないよ」
といって、あしらおうとしても
「金はいらないぜ!ついてきな」と言う男。
でもモロッコでは、「無料だよ」と言いつつ、最後にはお金を請求するパターンばっかりだよと事前に教えてもらってたので、その男の人に念を押して
「本当に無料?神に誓うか?あらーに誓って無料か?」
と聞くと
「俺はタンネリで働いてるし、ベルベル人だから信用できるぞ!神に誓ってお金はとらない」
というのでお言葉に甘えてついて行くことに。
皮製品屋さんへ案内してもらい、建物の階段を上って、テラスへ行くと、
あっけないくらい簡単に見れた(^o^)
帰りも、なんだかんだでテラス代だとかでお金を取られると思ったけど、それも無く、ちょっと革製品を紹介されるくらいで終わる。
でも最後に「俺を愛しているか?」ときかれ、「いや別に」と応える問答があったり、「お茶を飲んでいかないか」と個人的なお誘いがあったりでめんどくさかった
タンネリ工場の中に潜入!裏ルートの絶景も?
実はこの皮なめし工場、中に潜入も出来るんです。
さっきと同じ男の人に、「入場料は20DHだよ」と言われたので、値切って10DHで見学させてもらうことに!(でも結構渋っていたので通常の料金は20DHぽそう)
中の人にお金を請求されることもあるけど、入場料を払ったのでそれは無視していいらしく、自由に見学可能
これが見学料払って見る価値ありでした(゚∀゚)
タンネリ劇臭い!と言われてますが、私が訪れた日は風がない日だからかたまたまなのか、そんなに激臭はせず、耐えられるレベルでした。
皮なめしの作業を近くで見られて感動。
世界で最もキツイ労働の一つとも言われる皮なめし。四月の涼しい時期に訪れましたが、真夏でも作業するであろう職人さん達には尊敬
コンクリート?で出来た桶の様なものの淵を歩くので、靴よりかは後で洗えるサンダルがオススメ。そしてヒールは論外です。なめし池に落ちたくなければ
押すなよ…絶対に押すなよ…
カメラやケータイ落としたら一貫の終わりなのでめちゃくちゃ気をつけてます
この白い水はアンモニアで、皮についた毛とかを落とすためらしい。このアンモニア臭もタンネリが臭いと言われる所以なのかも
水の中をのぞいて見るとわかるんですが、なんかうなぎの稚魚みたいな虫みたいのがうじゃうじゃ泳いでるんですよ…これは皮から発生したのか…?グロい…でもなんか見ちゃう…
工場の中から行けるルートが一番の絶景だった件
じつは工場の敷地内からそこの建物の階段を登って、上からタンネリを見下ろせる場所がいちばん絶景だったっていう。
お土産やさんのテラスに行かなくても、タンネリ内部に課金して、そこのテラスに行く方が見学もできてオススメ!
こちらがタンネリ内部の建物からの眺め
まわりの建物が視界に入らないのでめちゃめちゃ良い。
タンネリの桶も、近すぎず遠すぎずでカラフルな光景が見られます。
こっちのほうが全然いいね!(゚∀゚)
羊の皮を干してるのも見れちゃう。
足ブラもできちゃうぞ!!!
フェズ皮なめし工場まとめ
臭いが気にならなければ、最初から皮なめし工場の内部に入って見学してから、階段登って眺めたほうがオススメ〜見学料は20~10DHだったよ
フェズに訪れた際は皮なめし工場訪れて見てください!では