【アルメニア】厨二病歓喜?世界最古のキリスト教会エチミアジン大聖堂にはロンギヌスの槍とノアの方舟の破片があるらしいぞ!教会の歴史も紹介【聖グレゴリウス】

 

 

バレフ!あみくずです。

 

 

ビザの関係でアルメニアの首都、エレバンに二日は滞在しなければいけなくなってしまったため、なんとかして時間を潰すことに決めました。しっかしアルメニアについて下調べしていない…

 

そんな中又聞きしたのが、エレバンから半日で観光できるエチミアジンという街に

世界最古のキリスト教教会があるらしい!

 

という噂を聞いて「まあとりあえずいって見るべ」ということでエチミアジンへ

 

 

 

エチミアジンへのアクセス

 

エレバン中心部から、エチミアジンへ行くには、まず市街地からキリキアバスターミナルへ行く必要があります。

 

 

今回私は33番のマルシュルートカ(乗り合いバスみたいな。ミニバン)で市街地からバスターミナルへ向かいましたが、正直他のバスも向かうと思うし、番号も変わる可能性がなきにしもあらずだから、道ゆく人に「キリキアバスターミナル?」って聞いて乗ったほうがいいと思う。

 

 

運賃は100ドラムだったり150だったりやすかったり。ドライバーさんに任せた。

マルシュルートカの中。ちょーアウェー

 

 

そしてマルシュルートカに揺られついたるはキリキアバスターミナル。

 

 

 

ここからは203番のバスがエチミアジンへ向かいます。これは間違いない。運賃250ドラム

 

ちなみにキリキアバスターミナルからはナゴルノ=カラバフやジョージアへ向かうバスも出ている。イスタンブール行きも確かあったかもしれない…どれだけの時間乗ることになるんだろう

 

 

 

エレバン市街地からエチミアジンへのアクセスまとめ

市街地からマルシュルートカで(23,33,67…?)キリキアバスターミナルヘ

キリキアバスターミナルから203番のバスに乗換

エチミアジン到着٩( ‘ω’ )و

 

 

所要時間30分くらいでついちゃいます。

 

 

 

 

世界最古の教会エチミアジン大聖堂

 

バスを降りて、徒歩ですぐ着くのがここ、エチミアジン大聖堂

 

 

っておい、工事中やんけ〜〜

 

とお思いの方もいるかもしれませんが、

 

良いのです。( ◠‿◠ )

 

いや別に、いつも訪れる場所が工事中だったり天気悪かったりしてよく見られない不運さを諦めているわけではなくて(あみくず旅先あるあるだけど、まだ自分の不運さとは認めてないよ)
実はこの地上に出ている教会はエチミアジン大聖堂であってエチミアジン大聖堂ではないのです。

 

 

 

 

 

どういう意味かというと、世界最古の教会とされているエチミアジン大聖堂、
本当の、世界でもっとも古い教会はこの地下にあり、神聖すぎて一般には公開してないのだそう

(訪れた当時はそんなこと露知らず「世界最古の教会入っちゃったふへへ〜」思ってたよ)

 

 

たまたま訪れた日にミサやってた。ラッキ〜〜

 

 

 

 

なんと、このエチミアジン大聖堂、宝物館が併設されており

 

 

なんと

 

 

 

なんと!!!!!

 

 

 

ロンギヌスの槍とノアの方舟の破片が見れちゃうんです!!!

 

(カヲルくんもびっくり)

ロンギヌスの槍

キリストの死後、脇腹を槍でツンツンしたロンギヌスさんの名前にちなんで「ロンギヌスの槍」と呼ばれるようになった。そのあとロンギヌスさんはイエスの血が目に入っちゃったらしいんだけど、持病の白内障が治ったらしいよ

 

 

ノアの方舟の破片

 

 

 

 

他にも王冠とかマントとか、宝物がたくさん飾られている。

 

 

これ見るために宝物室開館するまでめっちゃ時間潰してた。何時間も待った甲斐があるかというと…うーん、あるっちゃるかも…しれない

 

 

 

 

聖グレゴリウスとアルメニアのキリスト教の歴史の切っても切れない関係性

 

ユネスコにも登録されている、アルメニアの世界最古の教会、エチミアジン大聖堂。
4世紀ごろ(301年から303年との言い伝えがある)に当時の王様ティリダス三世が啓蒙者グレゴリウスに指示されて建てて以来、アルメニアはもともとあった多神教から、キリスト教に国教を変えた歴史がありますが、

 

 

実はアルメニア、世界で一番最初にキリスト教を国教にした国ということをご存知でしょうか??

 

 

 

 

そしてアルメニア正教と切っても切り離せないのがこの先ほど言及したグレゴリウス

photo by wikipedia

3世紀末から4世紀前半にキリスト教布教に尽力を尽くした、いやむしろ命をかけてアルメニアにキリスト教を広めたのがこの聖グレゴリウス。

 

 

 

 

キリスト教布教を頑張りすぎて、当時のアルメニア王、ティリダス三世の命を受けて、独房に14年間入れられてしまうことに。

 

 

 

しかもこの独房、独房とは名ばかりの地下穴

 

armeniagogo.com より

まさにやばたにえんのつらちゃずけ。踏み絵の比較にならないよグレゴリー

 

 

劣悪な衛生環境に加え、穴の中には毒蜘蛛や蛇が多く生息していたため、グレゴリウスは投獄から長くは持たないだろうと考えられていたにもかかわらず

 

 

 

グレゴリー、しぶとく生き残る。

 

 

 

「今まで独房に入れたやつはすぐに死んで行ったのにグレゴリーやばくない??中で何してんのアイツ」

 

 

 

と思った王様は、見張りにグレゴリーの様子を見に行かせると

 

 

 

 

光源がないはずのくらい穴の中で、謎の発光体と話しているグレゴリーを発見。

 

 

 

 

 

その様子を見張りから伝えられた王様は「グレゴリー本物じゃね?」と信じるようになり、
独房から出した後、グレゴリーに持病を治してもらったことから、完全にキリスト教に入信。

 

 

 

 

 

そしてグレゴリーはその伝説から Gregory the illuminator 光の使徒グレゴリー と呼ばれるようになり、

 

 

 

王様にお願いしてこのエチミアジンに最初のキリスト教会を建設してもらうことに。

 

 

 

 

 

アルメニアでキリスト教が世界で初めて国教になったのも、聖グレゴリウスのおかげ。
頑張ったね!グレゴリー

 

 

 

 

以上、アルメニアエチミアジン編でした。

 

 

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