イスファハーンの隠れ名所「ハージュ橋」とローカルご飯まとめ

 

前回の記事でも触れた通り、世界の半分イスファハーンではハミ君の叔父さんの家にお世話になってました。

 

イスファハーンで記憶に残っているのは、モスクの目に焼きつくような青はもちろんだけど、
やっぱり、ハミのおじさんおばさんや、親戚の人たちに滞在中よくしてもらったことかもしれない

 

イランの中でもイスファハーンがお気に入りの町になったことは言うまでもない

 

そんなイスファハーンで観光以外何をしていたかと言うと

 

おじさんの家でゴロゴロゲームしたり、おかし食べたり、

 

モスクの見学は朝早くだったから昼頃に帰り道を歩いていて
偶然見つけた八百屋さんでスイカを購入(してもらった)し、

まさかのイランでスイカ割り大会を開催したり。

 

ハミが一回で割ったから結局私は割る係になっていない。次イスファハーンにきたら割る

 

 

イランの三月の気温が例年より暖かかったって言うのもあるのかもしれないけど、
イスファハーンにいる間感じていたのは「夏の始まり」で、

漠然と今年の夏はいい夏になる予感がした。

 

夏がくる前は待ち遠しいのに、いざ夏がきて、後半になるとと夏が終わるのをただ待ってるあの感覚が好き。夏休みの浪費。だらだら喋って、スイカ食べて、またゲームして、絨毯の上でゴロゴロして、

 

 

 

イランいるのに日本の夏感がすごいな、おかしいぞ

 

 

割ったスイカの半分はハミのおじさんとおばさんにおすそ分け。

もう半分は美味しくいただきました。甘くて美味しい

 

イランで夏休みを前借りしているのかもしれないね。

 

 

 

 

さて、そんなイスファハーンですが、モスク以外にも是非見て欲しい場所、食べて欲しいものがあるので
この機会に乗じて紹介しようと思います。まずはご飯編から

 

 

 

 

 

 

ではまずこちら

 

 

 

ビリヤニ

 

薄く焼いたナンみたいなパンの生地に、肺やレバーなどの臓物の肉をマッシュした
ハンバーグのようなものを乗せていただく料理。
イスファハーンの名物料理といえば、これ!らしい

 

インドとかでビリヤニと聞くとピラフなようなものが出てくるけど、ここイランでは全くの別物

レバー系だから何の肉かは自信がないけど、多分羊の肉。

 

イランの好きなところは、羊肉をふんだんに使った料理が多いからラム好きにはたまらない。
しかも他の国では羊肉を普通に焼いたりシンプルに調理するから、匂いが残ってることが多いけど、
イラン料理は羊肉の臭みを取ることに対しての情熱がすごい。

テヘランで食べたラムチョップ美味しかったな〜

 

ちなみに結構重めだから一皿完食するのは人によって難しいかもしれない。
はみちゃんがこれ食べた後胃もたれして体調崩してて大変そうだった

 

 

 

ギャズ

 

ビリヤニが名物料理なら、「ギャズ」はイスファハーン発祥の名物お菓子。

 

ピスタチオがたくさん入ったヌガーが説明的には一番味に近いかも。
台湾行った時に「牛乳糖」っていうのを食べたんだけど、それもヌガー

一つ一つ包装されているタイプが多いから、学校とか職場へのバラマキ土産におすすめ。

ユカ・インターナショナルさんのウェブサイトから画像お借りしました

 

今回あみくずの友達とバイト先へのお土産はギャズでした。
評判は…私が買ったギャズはローズウォーターの味が強かったみたいで
「あれ?石鹸の味しない??」って言われた以外は好評でした。

ローズウォーター入ってないタイプもあるから、そっちの方が日本人の口には合うかも

 

今度イラン行ったらまとめ買いしてクッチャクッチャしてたい。ギャズうまい

 

 

 

 

 

 

 

 

サフランアイスクリーム

 

 

イマーム広場のバザールあたりで販売されている、この「サフラン入りアイスクリーム」

イランのバザールへ行くとサフランを見ないことはまずないよね

 

イランといえばサフラン!だけどサフランは紀元前よりイランで生産されていて、
今や世界のサフラン生産量の90%がイランを占めるらしい。よっサフラン大国!

 

 

 

味は…サフランとアイスクリームって感じ

 

 

 

 

イスファハーン観光夕方におすすめ「ハージュ橋」

 


 

お昼にバザールや広場、モスクを見た後、夕方から夜にかけて来て欲しいのがこの

 

 

 

 

ハージュ橋

 

 

 

イスファハーンの街中にはザーヤンデ川と呼ばれる大きな川が南部と北部を分け隔てており、
それをつなぐために数々の橋が昔から建設されて来た。

 

しかしここイスファハーンにおいては橋はただ人とものを渡すものだけではなく、
水源を確保するためのダムでもあり、人々の憩いの場としての広場のような役割も担っていたのだ

 

「ハージュ橋」もイスファハーンにあるそんな橋の一つ

 

photo by arswino

 

アッバース2世の時代、1666年に完成したハージュ橋。
なんと二階建てで上は歩行者用橋、中心のテラスでは王様が夕涼みをしていたとか

 

 

 

しかしかつてはこの橋がかかっていたザーヤンデ川も地球温暖化の影響で川は干上がり、
あみくずが訪れた時には川底の石がゴロゴロむき出しになってた。

 

アッバース二世がこれ見たら驚くだろうな

 

 

橋の上の部分。おしゃれ

 

 

下の部分はこんな感じにアーチ状になっている。

 

 

 

ここでそこらへんにいたイスファハーンのおじさんに教えてもらった、
ハージュ橋(と言っても他の橋もそうなのかもしれないけれど)のちょっとした豆知識

 

 

 

 

下のドーム部分を作る柱にちょっとした窪みがあり、
下図のように手でお椀を作ってその中に小声で話すと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんと対向側のアーチで手をお椀にしている人にこっそり話ができてしまうという!!!

 

 

対向側でコショコショ話を聞くハミ

 

 

こそこそ内緒話してもバレる!!!すごいぞこの建築!!!!!

 

 

 

この構造の理由は調べてないから謎だけど、私が考えるに、もっと川に水が多かった時対岸の人に連絡する際に大きな声を出さないで素早く伝えられたからとか、
アーチに下に人を何人も配置することで、テラスにいる王様に伝言ゲームの要領で素早く言葉を伝えられるから〜、とか。考えるとなかなかロマンがある。

 

 

 

 

 

最後に、連れて来てくれたハミの伯父さんと、いとことハミの写真がCDのジャケ写っぽく撮れたから
お礼も兼ねてここで載せとくね。

 

ちなみにハージュ橋の両端側にあるライオンの像。みんなが触ってピカピカ

 

 

次回からはイスファハーンを抜け、シーラーズへ!
イスファハーン多分イランで一番好きな街かもしれない。

ハミのおばちゃんおじちゃんにまた会いに行きます。お世話になりました!!

 

 

 

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