クロアチアの首都ザグレブでニートするつもりが意外にも観光を楽しんだ話
サラエボから夜行バスでクロアチアの首都ザグレブへ。
その走行時間約8時間。宿代抑えられるしまあザグレブは何もなさそうだから宿で一日中ゴロゴロしてるつもりだから、8時間くらいバスですごしてもええやろって気分でバスに乗り込む
乗客のまばらな車内で、ようやくうとうとして来た時
おじさんがわざわざ隣に座ってくる
他の席誰も座ってないとこ在るのになんでわざわざ隣にくるんだ…と少しイラっとし、
「他の席空いてますけどそっちの方が良くないですか?」とか言ったりしたんだけど
キレ気味に「Sorry!」っていうだけでボスニア語?かドイツ語しか喋らないみたいだから
いやー終わったーもうバスで快眠は諦めようねてる間に変なことされたら嫌だし、いやーまじついてないー
と思ってたんだけど
このおじさん
サービスエリアでジュース買ってきてくれたり
国境を越える時のパスポートチェックの際に起こしてくれたり
バスを降りて国境を足で越える時も、無駄に気を使ってくれたり
ただのやさしいおかんでした
なぜわざわざ隣に座ってきたのかは今でも謎
ありがとうおじさん
ま、
それはそうとして
バスがついた頃には朝の6時位
今回の宿 Pozitiva Hostel チェックインが2時からなんだけどあみくずが9時くらいにきたのにもかかわらず、普通にベッド通してくれたありがとう
シャワーを浴びてから夕方の4時まで昼寝
この日、クロアチアでは国民の休日だったらしく、
観光地の中心部を除いた全てのお店が閉まってるか、お昼3時ごろくらいには閉まってしまうらしい。
ザグレブでは特になにも期待してなかったし、ホステルでただニートしたいだけだったから(足も痛いし)むしろ休日で良かった。
無駄に観光に期待して言ったらがっかりしてただろうしね
起床して、遅めのお昼ご飯を作ってたら(ナポリタンをパプリカチリパウダー入れて作ったら意外にも美味しかったからパプリカパウダー後でスーパーでお土産に買ってしまった)
日本人の旅行中の女性に遭遇(゚∀゚)
ザグレブ観光したんですか〜なんて話をしていたら、
「ザグレブとくに観光するところもないけど、中心部にあるジェラート屋さんのピスタチオ味が今まで食べた中で一番ピスタチオしてた」
そんなことを言われたら食べたくなるじゃないですか
ザグレブ市街中心部、来ちゃった💕
味は正直言ってあみくず結構味覚音痴なとこあるから今まで食べたピスタチオと一緒だった気がする。とりあえずジェラート美味しい
折角市内きたからちょっこしあるくか
街にはトラムとバスが走ってるけど、とりあえずトラムの乗り方と駅把握しとけばザグレブの街を攻略したようなもん
ジェラート屋さんから歩いて、あのザグレブといえば可愛い屋根のチャーチっよねってうっすら覚えてた場所にたまたまたどり着く
そして教会からすぐ近くのところにあった
Museum of broken relationship
失恋博物館
これはガイドブックに載ってたから知ってたんだけど、たまたま通る&開いてるっていうね
クロアチアクーナも余りそうだし、折角だから入ってみる
これが意外に面白かったんだな
ここに飾られてるのは、失恋を始めとした人間関係を壊してしまった人が、その関係性を象徴する物を寄贈することで、つらい記憶を乗り越えていくのが目的で
飾られている物、ぬいぐるみだとかオリーブのタネとかすっごくランダムなんだけど、その一つ一つにストーリーがあるの
失恋博物館って言うのが、日本語名なんだけど、このミュージアム、直訳すると壊れた関係博物館で
蒸発した父親に宛てた手紙とか、自殺した母親の遺書とか、結構ヘビーなのも多い
もちろんクスッてなるようなものから おっ…おう、、、と少し引いてしまうものまで
これはイギリス人の彼氏が、オーストラリアに帰ってしまう彼女に宛てた「君がイギリスに留まるべき10の理由」 キュートだわ
人間って面白!!!!!
ってなるのでオススメ。ちなみに博物館では日本語訳の冊子を貸してもらえるよ!
教会といい、失恋博物館といい王道な観光ルートを思いがけず楽しんだ後、ホステルに戻ったのがもうすでに夜10時近く
ドミトリーに戻ると、同室のバイクでヨーロッパを周っているトルコ人の人もちょうど戻ってきてて
なんやかんやで夜のザグレブをバイクで乗せて連れてってもらえることに!!!!!
ありがとうやで!!!!
こんな感じで夜のザグレブ市内をかっちょいいバイクでブンブン飛ばすんだけど
やけに視線が痛い訳よ
なんでだろう、ジャップがバイクの後輪乗って走ってるのがそんなに珍しいのか…?とか思ってたんだけど
気がついてしまった
私ノーヘルじゃん
ここはタイじゃない!!!!!ヨーロッパだ!!!!!!!!
ポリスメンに捕まったら罰金だ!!!!!!!!
気づいてからと言うもの道のタクシーが全部パトカーに見えてビクビクしまくりだった
多分祝日だったこともあってポリスメンに見つからなかったんだろうね。
ラッキーだったわ(゚∀゚)
後でトルコ人バイクにいちゃんに
「途中で気がついたんだけど、私ノーヘルだったから警察に見つかったらやばかったよね」
って言ったら
「まっ、観光客だからみつかっても大目に見てもらえるっしょ」
うん
実は私も同じこと思ってたわ
悪びれてないやばいクズ化が進んでるどうしよう
そんなクズにバチが次回当たります。旅期間一番辛かった一日 ヒッチハイク編次回の記事お楽しみに(゚∀゚)シヌカトオモッタ
おまけ
失恋博物館展示品の一つ
コメントが
「元彼より元カレの犬の方が思い出を残していったわ」
皆さんは失恋博物館に寄贈するとしたら何にします?? それではまた!(゚∀゚)