意外にイケる?ミャンマーフードを淡々と紹介する
どもどもっ!お久しぶりですあみくずです。
夏休みも終わりを迎え、大学と言う名の現実へ戻ってきました。意外や意外、このモラトリアムを全力で謳歌する大学生のブログ(仮)は色んな人に見てもらってたみたいで、大学で早速あみくず呼ばわりですよまったく(ちょっとうれしい)
旅はこれで一区切りと言えど、ブログはなんだかんだで続けていきたいなぁ、思っている所存です。ほら、旅情報とかまとめたり、あみくず映画好きだから映画の感想とか...(旅関係ない)
話が脱線した所で、あみくずは一カ月東南アジアを回ってミャンマーにも一週間ほどいたわけですが、行く前に度々、他の旅人から聞くミャンマーは
メシがまずい
という
食べることを生きがいとし、胃に脳みそが位置している系女子大生としては由々しき問題。ミャンマーに行く前は
「ミャンマーごはんまずいらしいから、ワンチャン痩せるんじゃね?」
とか考えておりましたあみくずです、
が
ミャンマーフード
意外にウマい
上に
安い
そう、コスパがいい、それがミャンマーフードなわけです
但し注意してほしいのが、ミャンマーフードは油を沢山使用する料理が多いうえに、観光となると知名度があるミャンマー風カレーに毎回走ってしまう人もいるであろう、しかし、ミャンマー風カレーとは便宜上カレーを名乗っているが、スパイスを使用したカレー風味アブラマシマシおかずと言っても過言ではないだろう。
つまりだ、とても、おなかが、もたれる
しかもミャンマー風カレーとなると(アミクズの経験上)料理のおいしさにピンとキリがあるので、モノによっては「あれ?これ油をまとった肉片じゃない?」となる。ここがミャンマーフードは微妙と旅人の間で囁かれるゆえんであろう。
しかし、彼らは道で売られているようなローカルフードを食べてからそのような感想を出したのだろうか?旅人の中には露店や屋台での食事を避け、観光客向けのレストランだけで三食済ます人たちがいるのも事実(いやべつにいいんだけどさ)
経験上、観光客(主に欧米)向けのレストランは高い割に、おいしくないし、そもそもその国の料理さえおいてないことが多い
しかしながらアミクズは思うのです
庶民のローカルフードを食さずに、その国の食文化を語ることなかれと。
東にローカル客であふれる食堂があると聞けば立入り、西に売り切れ必須と名高い庶民向け甘味があると聞けば飛んでいく
そう、これは一週間に及ぶミャンマー滞在の中であみくずが食べたミャンマーローカルフードの記録である。
ヌードル系
目次
ミャンマーの国民食、モヒンガー
あらかじめゆでておいた麺に、魚からだしを取ったスープをかけて食す、ミャンマーではどこでも見るであろうこのモヒンガー。アブラマシマシなミャンマーフードに胃が持たれちゃった~なんて人におすすめの、やさしいあったかい麺料理
麺はゆですぎてちょっと放置した冷や麦に、日本人の舌に会いやすい魚ベースのだし。お店の人に「アチョー?」と聞かれますが、カンフーの戦いを挑まれているわけではなく、アチョー(揚げ物でかき揚げみたいな)をトッピングするかどうか聞かれてるだけなので、元気よく「アチョー!」と返しましょう
ちっちゃい子でもお店を切り盛りしている。あみくずだってバイトのお店一人で任せてもらえないのにすごいな
同じお店のモヒンガーでも、日によって味が違うことがある。
セイチャッ・カウソエ(ミャンマー風ピーナッツ油そば)
セイチャ・カウソエとは?地球の歩き方によると、米の麺にミンチとピーナッツペーストを混ぜたピリ辛ソースをかけたもの、という
ミャンマーの油そばってとこですかね?普通においしい
ただ一つわからないのがこのセイチャッ・カウソエ、あみくずがシャンヌードルと言う別の料理を頼んだら毎回このミャンマー油そばがでてくるんですよねえ...もしかしてシャンヌードルがこのセイチャッ・カウソエ? だれかミャンマー語喋れる人教えてください。
vermicelli soup (原文ママ)
ミャンマーに来てから初めて知ったんですが、春雨って英語でvermicelli (べミセリみたいな) っていうんですね。よくメニューでみました。
しかしあみくずが食したとき、ミャンマー人のおばちゃんに勧められて頼んだものの、おなかいっぱいだったからそんなに印象に残ってないっていうね...ごめんおばちゃん
ふつうに春雨スープなので食べたい人は是非トライ
ミャンマー風カレー
ミャンマーに行ったことのある人は誰しもがトライしたことがあるであろう、ミャンマー風カレー。カレーといってもインドのカレーとは違い、油戻し法という、肉や野菜などの具材とスパイスを入れた鍋に大量の油を入れ、水分が完全に飛ぶまで煮込む調理法で作られるので、その油のギトギトさから体調を崩したり、ミャンマーのカレー自体が苦手という人も多いかもしれない。
しっかし
幾度となく食べたミャンマー風カレーの中でも、ミャンマー中部の町、マンダレーで出会ったこのおばちゃんが作るカレーはミャンマー風カレー(正式には、「ヒン」というそうです)の今までのイメージを覆す美味しさ
マンダレー滞在三日間、夜ご飯はおばちゃんの食堂でお世話になりました。1300チャット(130円)と言う牛丼チェーン店も驚愕の値段で、数十種類のカレーを初めとするおかずから五種選び放題(しかもスープ付き!)と言うコスパの良さ!
あみくずの胃袋は完全にこのおばちゃんに掴まれてしまったのだ。
しかもこのおばちゃん、食堂のオーナーであり何人もの従業員を従えるやり手。毎晩食堂にはミャンマー人のお客さんが集まりサッカーを鑑賞しながらおばちゃんの秘伝のレシピをもとにつくられた食事に舌包みを打っている。
ありがとう、おばちゃん。おばちゃんに出会わなければ、あみくずはいまでもミャンマー風カレーの事をアブラマシマシカレー風味食べ物だと思っていたかもしれない。むしろおばちゃんの料理こそがミャンマーフードのイメージ底上げに貢献してる。
おばあちゃんの作るカレーの中でも、うずらの卵カレーと、ベジタリアンカレーは美味でした。毎日通って食べたい。
見た目微妙だけど驚くほどに美味しいんだよ!
ストリートフード (いわゆる屋台めし)
ヤンゴンの市内を初めとするミャンマーの都市には、道中にずらりと屋台が並ぶのはミャンマーではもう、お決まりの光景であろう
屋台めしを知らずして、その国の食を語ることなかれ
という事で、あみくずがトライした中で写真が撮ってあったものを紹介(いや毎回ちゃんととれよって感じなのですけども)
まずはこちら
残念なお好み焼き
小麦であろうか、でんぷん質のものをこねて、お好み焼き状に油で表面をカリカリに焼いたものの、味があまりしない
見た目はおいしそうなだけに残念ですね。次行きます
イモ
路上でおばちゃんが焼き芋売ってました。
多分おいしかったと思います。中が生焼けで固くなければ
次行きます。
タロイモとサツマイモの蜜がけおやつ(ミャンマー娘のはにかみ笑顔付き)
手前のオイモーズ(タロイモと、サツマイモ的なイモ)をカットしたものに、蜜と砕いたピーナッツをかける。
おいもスイーツ好きにはたまらない一品。おいしかった
正直タロイモは黄色のイモに比べて淡白で、甘さ控えめだったので、次きたときは黄色い奴だけ食べたいです。
串揚げ屋台
さっきの少女のハニカミとは正反対に、屋台のおばちゃんすごい顔してますが、あみくずが嫌われてるわけじゃないです。いい人でしたよおばちゃんの名誉のために言うけど
中央の油で揚げられたであろうカニカマ的なスナック。あじはまあ、チーカマとかカニカマ揚げたらこんな感じだよねって味
セルフで揚げるスタイルかと思ってたら、もう揚げられてたのを売られたのでちょっとがっかり...
ミャンマー風モツ煮込み
ミャンマーでこのアミクズが入るのに(といっても屋台だから入るもなにもないんだけれども)一番躊躇したのがこの、ミャンマー風もつ煮込みの屋台。
豚の体の部位や内臓のピースが串に刺されてて、中央のポットでだしを取った後、そのスープと共に、豚串をチョイ辛ソースに付けていただくっていう。宴会帰りのサラリーマンがシメとしてよってそうな、そんなイメージの屋台。
故に一番屋台の人との距離が近く、席に着けばそれはまるでお店の人と一対一で対峙
ミャンマーの店員さんからしてもいきなり日本人の小娘が前に来られたらビビるだろうな...でもお店の人優しく食べ方教えてくれたり、いろいろ世間話で来たからよかった。
このミャンマーもつ煮込みの屋台見つけたら一度寄って行ってみてね、入りずらいけど!店の人と会話できるし、抵抗最初あるかもだけど、なかなかおいしい
ミャンマーの乳製品シリーズ
ここらでうっすらお気づきの方もいらっしゃるかもしれないが、じつはあみくず
一カ月にわたる旅で一度もおなかを壊していない
のです
食事は主に屋台から、氷も生水も気にせず摂取していたのにもかかわらず、である
旅中にあった人にこのことを話すと結構珍しがられるので、途中から何を思ったか
むしろ何を食べたら壊れるのか?
という思考回路に達し、考えた末トライしようと思ったのがこの乳製品シリーズ。
実はミャンマー、知られざる牛乳大国であり、よく見れば国中には牛がいっぱい。
まずは乳製品といったらこれ
ミャンマーの牛乳
とびかかった虎のマークがクールなこの牛乳
テイスティングの前に、においをかいでみると、アウトなような、セーフなようなどっちともつかないにおい
「くずは失い物はなにもないー...」
そう自分に言い聞かせながら、シャワー後ゲストハウスのソファーの上でストローからその白濁色の液体を取り入れる
いままで味わったことのないような濃厚なミルクの風味と、砂糖を入れているのか?と疑うほどの甘党にはうれしいスイートさ、う、うまい
ちなみに飲んだ後何も起こらなかった。セーフでしたね(; ・`д・´)
さて、つづいてはー(‘ω’)
ミャンマーヨーグルト
はミャンマー人も大好きであり、街にはヨーグルトを扱う屋台がたくさん。
スーパーでも、屋台に味は劣るものの(ミャンマー人談)、壺入りヨーグルトやなぞの果肉が入ったヨーグルトが売られているぞ!!
今回試したのはマンダレーにあるとあるヨーグルトスタンド。屋台によってそれぞれ味が違うらしく、現地の人は自分のお気に入りの味を見つけて、そこの屋台を贔屓にするんだって~
ヨーグルト、濃厚で美味しいんだこれが(*´▽`*)また食べたいな~~
道でおばちゃんが売っていたミルク饅頭的な何か
バガン‐マンダレー間移動のバスに乗っている間、休憩でおばちゃんが売っていたのを買った、ミルクと油と砂糖を固形にしてボール状にしたもの
食べたとき、胃腸的に一番ドキドキしたローカルフードがこれ。乳製品と、油っぽい食べ物な上に、おばちゃんが直射日光の下保存していただろうと予測できる、食べたときに感じる生暖かさ
おなか壊すなら、これのせいだろうな...
と思って食べてたけどおなかは壊れませんでした。おいしいっちゃあおいしいんだけど、量が多いうえにもたれるから、途中でバスの乗客の人に「これ食べます~?」って聞いて回って食べてもらってた。なんか修学旅行気分だったよね
ナンビャー&マ・ラーイ
タイや中国のみならず、バングラデシュとも国境を接するミャンマーは、もちろん、その国の影響が食文化に表されているんだなあ、とあみくずが実感したのがこの料理、ナンビャー
ナンビャーはこの手前のナンなのだけれども、ミャンマーではビャーを付けて呼んでるみたいね。
奥の器に入った白いどろどろした液体はマ・ラーイとよばれる、牛乳を長時間加熱して、最後に残った液体とも固体ともとれるような残留物のことである。
作り方聞いたときにあみくずちょっと興奮したんだけど、これって日本の飛鳥時代から作られていたという蘇(または醍醐)に似てない??? 歴史の教科書に数行しか載ってないであろう蘇についてはこちらを参照
でも液状だしなあ、二アリー蘇って感じ????
牛乳煮詰めたらこんなに甘くなるなんて、まあ砂糖追加したけど...
ナンビャーにこのようにのせて一緒に食べます。
正直にいって、ミャンマーで食べた物の中で一番好きかもしれない
また食べに行きたいなあ
ミャンマースタイルティーショップ(番外編)
イギリスの占領時代の影響を色濃く受けるミャンマーでは、英国式ティーハウスと、中国の飲茶文化が程よくミックスされた、いわばミャンマー式喫茶店がたくさん。とくにヤンゴン
各テーブルには中国茶が置かれてて、これはいくら飲んでも無料なシステム。
自分でやれ肉まんやら、フラペチーノやら野菜炒めからケーキまで注文して、気のすむまでゆったりできるそんな居心地のいい空間がミャンマー式喫茶店なのだ。(メニューの豊富さは群を抜いている気がする)
地元の人が溜まる憩いの場だから、リラックスしてもいいし、現地の人と話に花を咲かせるも良しやで!!!ミャンマー語喋れねえけどな!!
おじちゃんおすすめの生卵入りミルクティー。今思えばこれが一番おなかに危ない飲み物だったのかもしれない(何もなかったけど)
あじは、まあ、すっごくあまいミルクティーに生卵入れた感じ。濃厚過ぎて飲みきれなかった
ミャンマーに来た際は、自分のお気に入りの喫茶店をみつけてみてね( `ー´)ノ あみくずは今回見つけたこの喫茶店にまた戻ってきたいと思っているよ
知らない町についてから、自分の隠れ家と言うか、お気に入りの居場所を作るのってすごくいいことだと思うんだよね、また何度でも戻ってこれる気がするし。
以上ミャンマーの食を淡々と紹介しました。完全なる自己満記事だけどすっきりしたー、皆、ミャンマーフード世間が思っているよりはおいしいから是非チャレンジやで!!!!!!
生水はやめましょう、生水は