モロッコの青い街「シェフシャウエン」の本当の姿?町中探索してきた

 

アッサラームアライクム!あみくずです。

 

モロッコといえば砂漠の他に思い浮かべる人も多いのが、

町中が青く染められた世界遺産の街「シェフシャウエン」

 

日本では「シャウエン」で知られていますが、現地ではシェフシャウエン
なんで日本はシェフ省いてしまっているんだろう?

それにしてもモロッコの地名は個人的に覚えにくく、シェフシャウエンも何度も
「あれ…なんだっけ…あの街…シャウエッセン…」

と某ウィンナーブランドの名前を頻発していました。恥ずかしいな

 

 

青の街「シェフシャウエン」への行き方

 

 

シェフシャウエンは小さな街であるに関わらず、世界中から人が集まるモロッコ随一の観光地であるため、アクセスはかなり簡単。

 

私はフェズからシェフシャウエンに行きましたが、CTMというバス会社から便数が多く出ています。

 

フェズのここのバスターミナルでCTMのチケットを購入可能。

 

しかし、人気の観光地のため、チケットはすぐ売り切れるので当日に買うと売り切れてることが多い

私はフェズで1日前のシェフシャウエンいきを予約したら、その時もうすでにラスト4席でした。フェズについたらすぐシェフシャウエンいきのチケットを押さえておくのがベターでしょう。

 

ちなみに、シェフシャウエンから他の都市へ行く際も同じくチケットが売り切れになりやすいので、フェズで行きのチケットを予約する段階で、シェフシャウエンから他の都市へ出るチケットもまとめて買っておくとなお良い

 

 

青の街「シェフシャウエン」を探索

 

シェフシャウエンに来てまず始めの第一印象「めっちゃ観光化されとるやん…」

 

小さな街のお宮が屋さんが立ち並ぶメディナの中には、中国人観光客と欧米からの観光客でごった返しており、時には身動きが取りづらくなるほど。

 

街は確かに青い、けど明らかにインスタ映えを狙った演出を施した通りや、そこでポーズを決めて撮影する人たちの順番待ちで渋滞

 

 

 

インスタ映えスポット。ここは観光客の写真どり列がすごかった

 

 

 

 

中国からの観光客が多い影響で、中国料理店や、タピオカスタンドまで進出していた

 

ちなみに値段は日本と同じくらい…モロッコの物価を考えると手が出せない

 

 

 

予想をはるかに超える観光地ぶりに、

 

「いや綺麗だけど…ちょっとシェフシャウエン期待していた分がっかりだわ…」

 

「インスタ映えのために街青く塗れば観光客が来るって思っているんじゃないか」

 

とお腹が空いていたこともあり、やさぐれ始めていた

 

だが、しかし

 

観光客を避けるように市街地を上へ上へ登って行くと、シェフシャウエンの本当の姿が出て来た。

 

 

シェフシャウエンは本当に町中が青かった

 

観光客向けに街を青く塗っているとひねくれた考えをし始めていましたが、

山の中にあるシェフシャウエンは、少し階段を登って、土産屋ストリートを抜け、シェフシャウエン市民が実際に集まるエリアまで行くと、その徹底した青さに感動し始める

 

猫がのっしのっしと自分を抜かして階段を登って行く

 

 

もちろん住民の人に何度もすれ違いますが、モロッコは写真を嫌がる人も多いので、人はなるべく無断で撮らない、ちゃんと聞くか写真に入れないようにしないとガチで怒られます。

 

 

 

階段が多いシェフシャウエンは地元のおばちゃんも疲れてそこら中で一休みしている。

 

かくゆう私も、病み上がりで体力がないのでそこらへんの階段によく腰掛けて休んでいた

 

 

 

 

シャウエンはなぜ青い?その理由

 

シェフシャウエンがなぜ青く塗られるようになったのか、諸説ありますが

 

  1. 虫除けのため
  2. ナチスの迫害で逃れて来たユダヤ人が青色をもたらした
  3. 観光客集客のため

 

の三つが理由の候補になっています。

一つ目の虫除けについては効果があるんだろうか?今まで青色が虫を避けるなんて聞いたことないけどね

ユダヤ人の説については、1930年頃から訪れたユダヤ人たちが青は空と天国を表す、神聖な色としてシェフシャウエンにもたらしたんだそう。

 

そして最後の説は地元民のなかでまことしやかに噂されている、観光客目当てに青を塗ったというセオリー。確かに1970年代から一気に街は青く塗られたそうだし、これが本当なら実際に一大観光地になったシャウエンの住民はやり手ですね。

 

おばちゃんも頑張って階段登ってる、私も頑張らねば

 

面白いことに、メディナの麓はあんなに観光客と客引きでごった返していたのに、階段を黙々と登ると彼らはいつの間にか消えて、残るのはシャウエンの住民と、青い街の中で佇む自分だけ

 

 

 

人と猫、半々の確率で遭遇します。

 

 

旅で出会った猫って、なんか写真いっぱい撮っちゃうんだよね。それにしてもいい被写体だ

 

 

 

青の街を上から見下ろす

 

 

階段を登るとゆくゆくは街のてっぺんまで到達し、青の街を見下ろすことができます。

 

 

こうしてみると、本当に街全体が青い!と思うと同時に、こんな山の中に作られた街の住民は、階段を上り下りするの大変だろうなって考えちゃう

 

シェフシャウエンへ来た際は、街の中を上へ上へ登りながら観光するのがおすすめ!

青の街の本当の姿を見ないで帰るのはもったいなすぎる。

 

観光時間は半日あればまわれます。むしろ1日あればもう十分って感じなので弾丸旅行でも満喫できるよ

 

 

シェフシャウエン裏話。大麻の生産地

 

ほのぼのした小さな街ですが、実はシェフシャウエンは大麻の生産地って知ってました??

 

生産地というよりかは大麻が自生しているらしく、確かに言われてみれば街中でも、カフェの中でも大麻の匂いがプンプンしている笑

 

自生していると聞いて、町中に生えてるのを想像してましたが、流石にそれはなかったです笑

 

地元民がサッカーを観に集まるカフェで大麻の遭遇率が高かった気がする。

もちろんモロッコでも大麻は違法なので、大々的には売ってないですが、観光客の中にはそれ目当てでシャウエンへ訪れる人もいるそう。ふーん

 

 

 

 

以上シェフシャウエン観光記録と裏話でしたーまたね

 

 

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