気がついたらアルバニアの山奥でガチ登山して住みこみで働いていた話 前編
最近更新が途切れてたからもしかしたら、ラインとかで「あみくず大丈夫???><」とか来るかなーって期待してたんですけど、親からさえこなかったあみくずでっすどうもどうも
マケドニア入ってからゆったりしたライフを送っていたからか、更新をズルズルと先送りにしてしまい、かつアルバニアに入国してからは、Wi-Fiは無いわ(別にそれ自体は良い)色々なことが起こって書く暇がないわで早1週間
溜め過ぎてもはやどこから書いて良いかわからない
(かつ毎回携帯でブワーと書いてるので毎度のことながら乱文注意してください)
まずなぜアルバニアに行こうと思ったのか、から始めようと思います
ある情報によると、日本人の99.5%がアルバニアには一生のうち一度も訪れないらしい
あみくずが今回の旅でバルカン半島に行きたかったのは、マケドニア、アルバニアが謎すぎて逆にいってみたかったってのと、
目次
アルバニアに行く0.05%の日本人になりたかった
って言うのがまあ九割ですね
でもオーストリア滞在時にアルバニア行くんだよね〜って話してたら、ガチでとめられるわ、
ハンガリーのブダペストでカウチサーフィンのホストの人にも「アルバニアは人身売買があるから、一人で行ったら誘拐されて内臓取られる」とか言われるし、
かと思えばアルバニアから帰ってきた人たちから話を聞くと、良い人しかいなかったって言うし
賛否両論分かれすぎてまったくわからないぞ、この国🤔
と言うことで真相を確かめにアルバニアの首都、ティラナへ
聞き込みを開始すると皆揃ってアルバニアの南部の観光地を勧めて来るので逆に行く気が失せてしまい(どうせ今回はギリシャに行かないし、南部の街行ってからまたティラナに戻るのが癪)
もともとアルバニア北部のアルプスに行きたかったので、南部激推しを総無視しここは反対に北部へ(^O^)
海より湖派だし、なんなら山好きだからね!
北部にあるテス ( theth / thethi) という村にいってみたかったのもある
アルバニアンアルプスの手前の街、シュコダル(シコダル)
ここで最安値のゲストハウスに宿泊してからがあみくずアルバニア編、全ての始まりであったー…
着いてからすぐ、住みこみでそのホステルで働いているオーストリア人のジェスとブラジル人のペドロのカップルと仲良くなり(めっちゃフレンドリー)
「あみくずは明日なにするの?」
と聞かれたので、
あみくず「Thethに行って、滝とかブルーアイ(水の湧き出る綺麗な池)でもいってゆっくりしようかな〜」
ジェス「テスに行くんならハイキングしないと勿体無いよ!今回はしないの??」
テスに行く人の大半がハイキング目的に訪れるのは知っていたものの、全行程が7時間程度かかる上に、行く人皆ガチ装備。
なんで7時間も険しい山々を焼け付く日差しの中好き好んで歩くかよ…と思っていたので
あみくず「山用の靴持ってないしね〜毎回サンダルで旅行してるからガチ登山できないから。まあ持ってたら行ってみたかったけどね!」と答えたところ
ジェス「靴貸そうか??」
(ジェスめっちゃいい奴)
あみくず「(まあ彼女はオーストラリア人だしサイズも違うやろ…靴が合わないことを口実にハイキングは避けよう…) 本当に〜?!じゃあ靴のサイズ試してみようかな」
そしてジェス、部屋から昨日洗ったばかりだと言う靴を出し
あみくず「(まっそんなたまたまあった彼女と靴のサイズが合うなんてそんな偶然…)」
あっ…
ピッタリ(^O^)
「あっ、でもいままでサンダルだけだから靴下持ってないんだよね〜」と苦し紛れに言うと
「靴下くらい貸してあげるわよ〜」とアディダスのめっちゃ履き心地がいい靴下を二足持たされる
これはもう断れないパターンすね…(^O^)
と言うわけで7時間ガチ登山決行!!!!!!!!!デデーン!!
後日早朝にシュコダルからテスに向かうミニバスに宿まで迎えに来てもらい、いざ出発!
(前夜はワクワクではなく、暑さのせいで寝られなかったイェーイ)
たまたま一緒に乗り合わせたオーストラリア+ニュージーランドの女の子五人組と一緒にハイキングさせてもらうことに
(一人で登ってたら多分山中で腐って死んでたはず)
シュコダルからテスまでは3時間くらい、
途中からオフロードになるから車内がバッタンバッタンするよ
トレイルロードギリギリまで乗せてもらい、7時間ガチ登山スタート
毎回歩くたびに風景が変わるアルバニアンアルプス。森になったと思えば崖になるし、サバンナになったりもする
始終アルプスの美しさに足を止めちゃう
ちなみにあみくずの登山歴は高尾山レベル
あっむしろ高尾山ってこれに比べたらピクニックレベル…?
山の模様といい、道の険しさといい、トートバッグに最低限の荷物を詰めて挑んだあみくずと、他の登山者(そうび: やまようのつえ つよそうなバックパック ぜったいすうまんはしそうなアウトドアパーカー etc)とのレベルの違いが激しすぎる
バックパックを宿に預け、トートバッカーになったあみくずは、なんとかオセアニア女子に着いて行く
話を聞くと、オーストラリアでは事あるごとに山登りをさせられたり、キャンプで何日も山に篭ったりするんだって。彼女らの学校が寮制だったからなのかもしれないけど、さすがオーストラリアって感じ
アルバニアへわざわざハイキングにくる時点でガチ勢
斜面が急な上に、砂地だから、ダウンヒルは慎重にいかないと「ズルズルズル〜ウワー」ってなって転落して死ぬのが目に見えてる
テバのスポサンで行ってたら死んでたかもな、これ
死んでなくても足の裏に砂利が常に入って痛かっただろうな
暑いし辛いしで度々帰りたくなるんだけど(不可能)皆んなからパンとかお菓子とか分けてもらったり、あみくずもハリボーとかナッツとかシェアしてなんとか乗り切る
思えばカンボジアの遺跡を巡って飢餓状態な時にハリボーで飢えを凌いだな
お腹空いてても数粒食べると元気が出る
あみくず的にサイコーな登山食、ハリボー。
ヨーロッパで買うと一袋100円程度で買える
日本じゃ300円近くするのに…
グリコースはきっとすぐに栄養に変わるから元気が出る
そしてなんだかんだでガチ登山を乗り越え
Thethから Valbonaと言う村へ到着
一緒にトレッキングしたオセアニア女子五人組。1日早くシュコダルへ帰っちゃったから最後会えなかったんだけど、置き手紙残してくれてた嬉しい
一緒にハイキングしてくれてありがとう〜ぜったい一人だと迷って死んでた〜
ハイキングもとい丸一日かけて登るガチ登山は初めてだったけど、なんだかんだで楽しかったし、多分またやるんだろうな
日本帰ったら誰か山登りいこう
そして気がついた重大な事実
Theth 通り過ぎたら滝もブルーアイも行けなくない????
アッ…
Thethまでまた7時間かけて戻る気にはなれない…
ヘタこいたー
後編へ続く
おまけ
いまはここら辺水不足らしい
1件の返信
[…] アルバニアの山奥でひょんなことから住み込みで働くことになったり もちろん滞在中は宿の手伝いをするぶんタダで泊まらせていただいた […]